それは「バカになること」
それが心身の健康に良いと言うのです。
最初は「なーんだ簡単そうじゃん!」と思うのですが、これが意外と難しい・・・

宮川先生には、ぼけーっと何も考えずに散歩をすることを勧められたのですが、なかなかできないのです。歩く度に、頭が勝手にあっちこっち行ってしまう・・・。
常に考える癖ができてしまっていることに気づかされます。
宮川先生が言うには、「あそこまで行こう」「ついでに牛乳買って来よう」「終わったら何食べようかな」「これでカロリー消費するぞ!」というような散歩の仕方はNG。
何の目的意識も持たず、ただ自分の呼吸や歩調を意識して歩くことが良いんだそうです。
「んーーー、でも・・・。退屈しそう」って思ってしまう私。
「私は写真を撮るのが好きなんですが、写真は撮ってもいいですか?」と質問したところ、「綺麗な花を見ても、ただ自分のためにその一瞬の出逢いを楽しみなさい。」という答えを頂きました。
もう、これはウォーキングではなく、メディテーションですね。
歩き始めは、自分の色んな心の動きに気づきます。
私の場合、散歩中に写真を撮ってinstagramに写真を上げることが日課のようになってたのですが、先生のおっしゃるように、それがただ自分のためにその瞬間を楽しむことではないとしたら?
誰かを喜ばせたい自分。
写真のセンスがいいねって褒めてもらいたい自分。
「早起きだね」と気づいて欲しい自分(笑)
ひとつの行動の背景にいろんな自分がいることに気づきます。
そう、人は意識していなくても、本能的な欲求から、色んなことを考え、行動しています。
それが、あまりにも癖になりすぎていて、わからないものです。
脳はそうやって、自分の身体が欲すること、心が欲することを得る為に、日々色んな考えを巡らせては、身体を動かし、がんばってくれているのですね。
特に私は頭がちゃかちゃか動くタイプなので、ぼーっとしようと思うと、いろんな動きをする自分の心に気づきます。
そして、「そんな自分もいるなあ」と気づいて、また呼吸に意識を戻して歩いていると、メディテーションをしている時のように、だんだん雑念が消えて行き、ある瞬間にぼけーっとでき始めます。
それが本当に気持ちがよいのです。
「今、ここ」の感覚。
今ここに、すべてがあるよ。
言葉にしたらそんな感じかな?
時にはぼけーっと、何も考えない。
時には自分のためだけに、ただぼーっと歩く。
生活する中で、ずっとこの状態はさすがに難しいですが、最近は1日30分から1時間くらい、そんな時間を作ってぼーっとしています。
みなさんも、どうですか?ぼーっと、バカになってみませんか?

