自分の足で歩いてバスに乗った。
読みかけの小説と、イヤホンと薬を持って
自販機で自分の飲みたい飲み物のことだけ考えて飲み物もゆっくり買えた。
久々に歩く景色は
いつもの景色とはやっぱり違う景色が広がっていた。
「歩くということは、祈るということ」
この言葉も歩かなければ忘れていた。
横断歩道のボタンを押して、横断歩道を渡るのがまだ怖い。
止まってしまった車に見られてるようで怖くて隠れる場所を探して歩道を歩く。
まだ自分のままで外を歩くのが怖い。
人が怖い。
呼吸が浅くて、クラクラする。
でも、このまま飛行機に乗ってしまいたくもなる。
親友に会いたくて。
バスは少し眠れそう…





