天気のせいも相まって 動きがスローペース

探しに行きたいものがあるのに 外に出る気にならず

3日くらいは平気で引きこもる

歩き回らないと脂肪燃焼が促されないのに 悩ましい

 

 出会った頃の彼は よくスキーに出かけていた

結婚前年頃 会社の人達と出かけたスキー旅行で

初心者の同僚が横から突っ込み 避けたら骨折

 チャンスがあれば行きたかったのかもしれないが

golfを始めたら泊まりで出かけるのにお金がかかり

怪我もしないのでのめり込む

 

 学生時代はスポーツ部 体を動かすのが好き

だったはず

仕事はどれも全部ハードで 定時で帰るようなことはなく

休日も出勤や自宅で仕事 

そりゃあ 昼過ぎまで寝るなの休日の彼

 インドア派は私

父が厳しくて外泊は許されず 門限は早い

なんの経験もないまま 自分が何を好きかもわからず結婚

 

 彼が「嫁ちゃんはキャンプ無理だねー」と

「虫が駄目 噛まれたら腫れ上がるから 駄目だろうね」と会話

彼は私が駄目だというけれど 多分彼も駄目

寝袋で寝るのが 簀巻きにされた様で眠れないはず

 バーベキューは食べる専門だろう

お料理は何もできず レンチンも「これ何分?」と必ず聞く彼

お菓子を食べながらドンパチ物の映画を観るのが好きな人

 

 長い暮らしでアウトドアな事はあまりして無い

家から車に3日分の服とバスタオルで旅に出たくらい

何も決めない 行き当たりばったりの旅

途中で温泉に寄ったり 海岸で散歩 食べ歩き

 

 無い物ねだりと言うのか 憧れの様な感覚なのかな

キャンプをしたら楽しいだろうか と想像

時々 どんなかなと

 

 精神的にキツイ時 音が苦手になる

テレビはつけるけれど無音にしてたり

騒がしい会話や笑い声が駄目

 行きついたのが ヒロシのぼっちキャンプ

今では欠かさず見ている

静かな焚き火が 疑似体験

時折 虫に刺されて腫れ上がるのを見ると

疑似体験で十分だなと思う

 

 誰もいない1人の静寂は 寂しいと感じるし怖い

料理の準備も片付けも 几帳面な人向きに感じる

怠け者の私には向かない気がする

 だから今は画面のこちら側でいい

時間の流れの中で思う事はじわりと変化し

いつかあちら側にと思うかもしれない

その時は 焚き火飯 焼き芋してみたいな

 

 一緒にすればよかったと思う事は沢山ある

今更言っても遅いから これからは 思った事をやれるように

前向きな気持ちを育てたい