現実の暮らしに体がついていかないのか

頭痛が長らく続いてぐったりな暮らし

特に夏は体調が悪いことに気付きにくい

熱くて汗をかくから自分が熱を出してるとは思わず

“なんとなく”な違和感が長く続き

やたらと眠くなり関節の痛みで まずい と気付く

食事が手抜きで栄養が偏る それも大きい

 

 平気なふりが上手くなっても 時々波が押し寄せる

弟の別れとは違う時間の流れ方は ずっしりとのし掛かる

時間が経てばと想像したけれど かなりゆっくりで削られる

 体調を崩し弱ってメンタルやられてめそめそするのか

波が来てメンタル崩壊から体調がつられたのか

泣くし 頭は痛いし 体はだるい

久しぶりに栄養ドリンクをぐびっとあおるが 復活せず 

じわりと悪化してぐびっと栄養ドリンクの繰り返し

 

 こんな時にも不意なお客の登場は 容赦なくやって来る

不意打ちで驚く時声が出ない 心臓がドクンと大きく波打つ

無防備なトイレで現れたのは 8mmくらいのクモ

日頃見かけるのよりも大きいサイズ

網戸のない窓からちょくちょく侵入

 ペットボトルで捕獲を目論むも ジャンプするタイプ

少し大きいからジャンプ力があり逃げまくる

汗だくで奮闘し お帰り願う

 

 別日 寝ようかと思って支度をしてる時 天井に黒い影

 十中八九 Gだと思って近づくも 蛾 しかも大きい

及び腰になるも 逃せば寝られないと 第一ラウンドスタート

バサバサと飛ばれて半泣きで闘うも逃げられる

 電気を消した後に延長戦 ライトめがけて飛んでくるから

頭や腕に襲い掛かられて汗だくになるも またも逃げられる

隠れて体力を回復すると再び飛び始めるたが

こちらが寝落ちてしまった

 翌日 リベンジマッチ開催

殺虫剤はほとんど効かない こちらが咳き込む

素早い飛行で見失い

逃げ込んだ先の物を退けて捜索するも見つからず

忘れた頃にミイラで発見しそう

 

 いつ入って来たんだろうかと考える

あ 強風の日だ 小窓を開けて寝た翌朝 

網戸が風で動いて小窓から入り放題になっていた

あの数時間に忍び込まれたのだろう

 

 この季節に限らず黒い影にはドキドキする

テレビの下で何か動いたような…定期的にハラハラして

毎度 ギョッとするが 幻

 すっかり用心する気持ちを忘れていたら

「!!!!!」瞬間 起き上がる あぁ まさかの G !

狼狽える 

 彼の顔がよぎった

助けてはもらえない 絶対に仕留めなくては

逃したら怖くて寝られないと 汗だくで格闘

殺虫剤のおかげで 無事仕留められて 一安心 

終わったらお風呂上がりくらいの汗

 

 1人でもやれる 困ることは少ない

良くも悪くも そこに感情が付随しないだけ

それも時間が解決するのかもしれない

いないことは平気ではないし 平気になりたくはない

なのに この感情も乗り越えないと進めないのかもしれない

ジタバタと足踏みしたまま

 

 時間が流れ 感情は変化している

人混みに彼の姿を見る事がある

時間が経ったから 逢いたい願望が見せるのか 

声を出して泣き出しそうになるから

人混みではハンドタオルを握りしめて歩く

 

 3年目に深い喪失感と悲しみが再び来ると少し前に読んだ

まだ抜け出せないけれど あの深みにもう一度落ちたら

1人で立ち上がれるんだろうかと不安にもなる

立ち直り方を探していた私が 

こんなゆっくりとジタバタもがく様を読んだら

どう思っただろう

現実はこんなものだと今なら思う

 

 上がっているようで じわじわと落ちたり

めげずに上がっては休憩をして また上がる

時々虫と闘って 自分と戦って 悲しみと戦って

もがいて今日まで来たから 今日1日 その積み重ねで

3年目の大きな悲しみと 立ち向かわないと

どの戦いも挫けられない

 それが自分を追い詰めるような気がしたり

駄目でもいいと思ったり 行ったり来たり

弱りに弱ってると自覚

心と体が繋がってるってこうゆう事か

 

自分で“そうか”と消化するまでもがくしかない

ぽんっと抜け出したりはしないけれど

もがいていれば抜ける日が来るはず

彼はそれを待ってる気がする 

だから もがき続けるよ