誰かの役に立たなければと


期待に応えなければと


誰かのことばかり考え、誰かのためばかりに生きてしまった人がどうなるか。





それは、自分を見失ってしまうということ。


自分の中に自分がいない。


探しても探しても。


自分がいない。


自分を失ってしまうんだ。




自分の中心に、自分以外の誰かを置いてしまうと、

自分がほんとうに何が好きで、何が嫌いかわからなくなる。



自分のことなのに、わからないから、

だから誰か教えてくださいと、迷える子羊のように外へ外へと答えを探し求める。


いつかのわたしのように


そして、外に探しに行けば行くほどに、ますますわからなくなる笑








子供の頃は誰もがまだ自分の好きなことを知っていたよね。


わたしだったら絵を描いたり、音楽やダンス、それから自然や動物と触れ合うことなんかがそう。

今なら文章を書くことも楽しいですね。




だけど、人の期待とか、人の役に立つためにとか、

自分じゃなくて自分以外の誰かばかりのいうことを聞いて、その気持ちに応えていると、

だんだんと自分のことがわからなくなっていく。



そして心も体も疲れはて、

ある日、心の病気になったり、体も病気になったりすることがある。


わたし自身、昔そんな経験をしたことがあるし、まだまだそういう人がたくさんいるなと思う。




人の期待に応えてはいけない。



だけど、逆に応えなければならない人がいる。




それは自分自身だ。


自分の人生なんだから、そんなこと、ほんとうは当たり前なんだ。


そして、それは自分を愛するということだ。



ほんとうにほんとうにわたしは何を望んでいるのか?


自分の心を魂を喜ばせることはなんなのか?




自分に対して真剣になること。


それ以上に大切なことはないと思う。