幼馴染の友人から、美味しい北京ダックを私と食べに行きたい。と連絡がありました。
お店はどこでもいい。という会話の中で、
生前、ご主人様が、北京ダックを食べたいという友人（妻）の為に、連れて行ってくれた思い出のお店があったと言います。
手がかりは、恵比寿から広尾の間にあった一軒家風のお店だった。ということだけ。
店名も覚えてないと、言います。
思い出のお店にもう一度、連れて行ってあげたくて、
探してみたけど、広尾に一軒家風のお店はなくて、
ネットで色々検索・・・・。 みつけました！
六本木に移転されてました。おまけに店名まで変わっていました
お電話して確認したら、確かに広尾でやっていた一軒家風のお店だったと。。。
見つかってよかった～！！ヽ(´▽｀)/
月季花のお店を予約する際に、「生前のご主人様との思い出のお店で北京ダックをいただくという事と私の耳の具合が良くない事を話、静かなお席をお願いしたい」旨をお伝えしました。
その際に、お電話で中国人であろう店長さん（？）から、北京ダックのコースを提案されました。
当日、お店でメニューを見たら、「北京ダックのランチコース」は、土日のみのメニューでした！
そして気づきました！
店長さんは、思い出の北京ダックの味を堪能できるこのコースを平日であるにも関わらず提供することを考えて下さったことを。。。
私達は大感動！
「本当は土日のみなのですが・・・・云々」
という、恩着せがましい言葉はひとつもありませんでした。
マニュアル通りではない臨機応変な対応に、真心を感じました。
もちろんお席も一番奥の落ち着けるお席を用意して下さいました。
最後は満席になりましたが、最後の最後まで私達の隣のテーブルにはお客様を入れなかった事も私は気がつきました。
最後は満席になりましたが、最後の最後まで私達の隣のテーブルにはお客様を入れなかった事も私は気がつきました。
静かにお話が出来るよう配慮してくださったのだと思います。
北京ダックのコースは、
皮とその下の脂身のみを切り、パリパリとした食感を楽しむ北京ダックと、
皮だけでなく肉と一緒に切り分け食べる広東ダックの両方を楽しめます！
他に、前菜三種、ダックのお肉と骨で出汁を取った酸味のあるスープ、ダックのお肉で作った胡瓜の入った炒飯、杏仁豆腐でした。うまく言えませんがどれも美味しかったです♪
友人のご主人様との思い出のお店探しをしましたが、結果、私までもがこんな感動を感じて幸せな気持ちにさせていただき、「ありがとう」な気持ちでいっぱい
友人が、
「主人との思い出のお店をずっと検索してくれた気持ちに❤ほろり・いつも、気にかけてくれてありがとね。
主人がいつも[Kumikoちゃんは優しいよね。ご主人がどうしても、再婚(復縁）したかったわけだよね]と言っていたのを、思い出していました。」
ってメッセージをくれました。...
そんな風に妻の友人である私のことまで、気にしてくれていたご主人様。
食べたいという妻を連れて行ってくれたと聞きましたが、
実は、ご主人は北京ダックが苦手でひとつも召し上がれない方だったそうです。
それでも、妻の為に出かけた深い優しさと大きな愛情が素晴らしいなって思いました。
小籠包が好きな私達。
別オーダーで「八味八色の小籠包」。
表を見ながら仲良くシェア♪
杏仁豆腐も味が濃く、もっちりとして美味しい♪
友人の為にと思って出かけたこの日、
私の方も、たくさんの幸せを感じさせてもらいました。(*^▽^*)
ありがとうございました。
