心音です。
ブログにお越しくださって、ありがとうございます。
私の人生、このままでいいの?
長年の同居と介護〜看取りを経て、モラハラDV、精神的孤独、自殺未遂のドン底だった50代から始まった自分探し。
「あなたは今、決断する時にきています。
それは、自分を愛することです。
自分を本当に愛しているのなら、愛してあげたいのなら、あなたはこの結婚に留まりたいのか、手放したいのか、決めることが大切です。
あなたは、本当はどうしたいのですか?」
この一文から本当の気持ちに気づき別居を決断し、離婚調停不成立→裁判に向けて準備中のアラカンです。
週1の通所を楽しみにしている娘。
しかし、前日になるとその楽しみを奪うかのような出来事が続いています。
父親から受けた暴力の恐怖が悪夢となって現れてしまうのです。
その恐怖を、自分の中で頑なに蓋をし続けた娘。
それがフラッシュバックとして現れたのが1年前。
フラッシュバックに襲われて苦しむ娘の姿が、かつての自分の姿と重なり、私もフラッシュバックに襲われてしまうという負の連鎖を味わっていました。
そのうち、この状態に陥る娘との生活の不安に押しつぶされ、心がポッキリ折れてしまった私は、「誰がにすがりたい!助けて!ひとりでは苦しい!」の心身に異変が現れてきました。
心が折れてしまった私は、事もあろうが夫にすがってしまったのです。
そんな自分を受け入れてくれた夫に、「ああ、私にはこの人しかいない…」と思い込んでしまったのです。
そして、別居を選択した私の行動から苦しでいる夫の姿を目の当たりにし、「私がこの人をくるしませてしまったんだ」という罪悪感が生まれてしまいました。
今振り返ると、人間って心身のバランスが崩れたり疲れてしまうと…、判断ができない状態に陥る、その時の私はまさにそれでした。
そんな私を目覚めさせてくれたのが、娘でした。
そして、配偶者暴力支援センターの相談員をはじめ、市役所の職員達でした
「娘さんはね、もうお母さんが泣く姿を見たくないって話してますよ。今、戻ったら、元のまま…、相手の暴力は治りませんよ。しっかりしなさい!」
DVサイクル表を見せてくれたのです。
わかりやすく説明してくれました。
少しずつ冷静さを取り戻した私は、改めて、自分の行為(戻ろうとしたこと)が間違っていることに気づくことができました。
戻るつもりで、引っ越し業者に見積もりまで出してもらっていた私は、その場でキャンセルの連絡をしました。
「お母さんも一度受診した方がいいですよ。勇気を出してください。何かあれば私たちが相談に乗りますから、安心してください」
この言葉に背中を押され、「戻れない。私も娘同様に病院にいった方がいい状態だから。今は治療に専念する」と、夫に伝えました。
「この状態の私では調停はムリだ」と一旦の取り消しを決断し、裁判所で手続きをとりました。
別居を維持しながら、私と娘は治療を始めました。
この頃の私は精神的にもどん底でした。
ありがとう。
ありがとう。