この方「放駒の四郎吉」さん、火消しの頭です![]()
えどずん先生が捕まったと聞いて駆けつけたのです![]()
しかも、梅右衛門さんがえどずん先生を連れて行かせた…
というので、怒りまくり![]()
![]()
![]()
江戸弁でばんばんまくし立てます![]()
「ぶん殴ってこぶだらけにし梅干ししわをのばしてやらなきゃ
おいらの腹の虫がおさまらねえんだ、ちくしょう![]()
」
大家さんが仲裁に入ったのですが、ききめなし・・・![]()
どうやら江戸では、以前に起こった「由井正雪の乱」のため、
浪人さん達を目の敵にしておりました。
(由井正雪さんが浪人達を集め幕府転覆を計った事件)
そのため、一旦捕まったら最後簡単には許してもらえない・・・
と、放駒の親分は、梅右衛門さんに詰め寄ります。
「浪人は浪人でもなあ、このえどずんはそんじょそこらの
浪人とは出来が違うんだ
出来がっ![]()
こちとらなんぞには、じれってえぐれえのお人よしのマヌケ野郎だが、
それがまたなんともかんともこてえられねえときてやがる・・・![]()
おいそうだろ
そうだろっ
」
と長屋の皆さん、放駒の親分に凄い勢いで同意を求められて、
うなずくしかないっ![]()
そして、長屋の皆さん一斉にうなずきまくる
「そうだ
そうだ
」
カリスマ性がかなりある親分さんだ・・・
「ざまみやがれちきしょう![]()
![]()
それをこのくそじじいが・・・」
といいながら下駄を片手に梅右衛門さんに殴りかかる・・・
知らないって怖い・・・![]()
で、止めに入った長屋の皆さんが変わりに殴られました![]()
下駄だよ下駄・・・硬~い木で出来ていて、
歯が2本ついているほうで・・・ぽかすかぽかすか・・・
捕まりますよ・・・親分![]()
さて次の日、えどずん先生行きつけの料理屋の前には、
放駒一家の若い衆が集まって、
じっと腕を組んで静かに待っております。
そして中には放駒の親分と長屋の皆さん、
そして梅右衛門さん一行が一言も話さず、
ただじっとえどずん先生の帰りを待っておりました。
この沈黙を破ったのはまたしても放駒の親分・・・
えどずん先生のことを心配して悪口を言いながらも、
そわそわ![]()
うろうろ![]()
![]()
そして梅右衛門さんを睨みつけて、
「やい![]()
」
みんなびくっ
として顔を上げます。
お年寄り多いから気をつけて親分・・・![]()
「てめぇはえどずんが朝のうちに放免になると言ったが、
水戸くんだりの田舎はどうか知らねえがな、おい![]()
江戸じゃ浅草寺様の九つの鐘がご~んとなりゃ朝はおしめえだ。
それまでに迎えにいった権次・熊吉の駕籠が帰ってこなかったら、
おい、てめぇの白髪頭に鳶口ごき~んとぶち込んで
その穴に金魚でも泳がしてやるから覚悟しとけ、くそじじい![]()
![]()
」
とその時、その鐘がご~んと鳴りました。
次回へ続く![]()