ありょうさんと手なんかつないじゃった小藤次さん![]()
駿太郎くんを連れて久慈屋さんに戻ると、
お店では観右衛門さんが1人お仕事中。
小藤次さんを待っていてくれたようです。
奥では従業員さん達が夕ご飯中なので、
少し時間をずらすことに![]()
駿太郎くんを女中さんに預けると、
観右衛門さんがおりょうさんの縁談の相手・
畠山様について調べたことを話してくれました。
それによると・・・
おりょうさんのお相手・畠山頼近様は、
京の公卿・三条中納言禎布瑠(よしふる)様の子供で、
先代である畠山信胤様の養子になりました。
公家と武家が養子縁組をするのは異例のことで、
政治的なことも色々絡んでいるようです。
さて、この養子縁組が決まった直後に
三条中納言禎布瑠様が亡くなります![]()
これで話は半年ほど延びて、
実際に養子に入ることが出来たのは3年前のこと。
ところが、今度は養父・畠山信胤が亡くなります![]()
これ、2年前のこと・・・怪しいね![]()
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で、亡くなった畠山信胤様は高家という役職の筆頭である
「高家肝煎」という立場にありました。
これはこの方一代限りのはず・・・だったのですが、
跡を継いだ頼近様がこの「高家肝煎」になっちゃいます![]()
これには反対された方もいたのですが、
いつしかその声も立ち消えに・・・
で、その反対をした代表格の2家の主が・・・次々に死去![]()
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周りでは頼近様が奇妙な術を使ったという噂が・・・![]()
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でも、この噂もすぐに消え、頼近様と京から従ってきた
山城祭文衆という集団が畠山家を取り仕切ることに。
怪しげな術って何![]()
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おりょうさん、やばすぎますよ、この縁談![]()
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そしてこの畠山様、「馬上太刀四方流」という
剣の遣い手で、その他に妖術も身につけているとか・・・
だから妖術って何![]()
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で、先日、老中の青山様が小藤次さんに会ってくれましたが、
実はこの一件と関係ありそう・・・
青山様も、畠山頼近様に不審を抱いていたところへ、
鴨がネギを・・・じゃなくて、
小藤次さんが駿太郎くんを背負ってやってきました。
しかも、畠山さんのことについて調べたいとのこと。
青山様にとってはなんとグットタイミング![]()
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だって小藤次さんが見方だといろいろとね・・・
小藤次さんは昼間のおりょうさんの、
悩みの告白を思い出しておりました。
実家に帰ると、本家の伯父さんである「北村季吟」さんが
いらしておりました。(この方俳人で有名です)
しかしこの方、小さい頃から寝たり起きたりの暮らしで、
歌道の行事はすべておりょうさんのお父さんが
代理で行っておりました。
大事な務めを人に任せるような方が、
おりょうさんの縁談を待っていた・・・
「おりょう様の縁談話がよほどうれしいのでござろう。」
と小藤次さんが言うと、おりょうさんは睨むように見ます![]()
この季吟さんは自分の身だけが大事な人で、
おりょうさんの縁談について感情を表に出す人ではないそうです。
なのに・・・しきりに縁談話を勧めるそうなのです![]()
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しかし、実家のお父さんは季吟さんが帰った後、
おりょうさんを見送りに出て、縁談について
おりょうさんの判断に任せる・・・と言ったそうです。
お父さんはどうやら季吟さんから聞いていた様子。
そして季吟さんは・・・畠山様から直接聞いたのではないか、
おりょうさんはそう思うのです。
直接・・・そういえば妖術使えるんですよね・・・![]()
おりょうさんはますますこの縁談をいやがります。
そうしたらよいのでしょう
・・・というおりょうさんに、
「今のままにお屋敷でお暮らし下され。」
「赤目様にお任せしてよいのですね。」
「おりょう様の願い、なんとしても叶えとうござる。」
「安心しました。」
そういっておりょうさんは微笑みました![]()
次回へ続く![]()