本日から新たにお送りするのは、
「秘太刀 馬の骨」
(作家は藤沢周平さん・文春文庫)
あらすじは・・・
浅沼半十郎は、藩の家老であり、
所属する派閥のリーダー・小出からある依頼を受ける。
それは、6年前の家老暗殺に使われた秘太刀「馬の骨」の
継承者を探すことだった。
小出の甥である石橋銀次郎が実際に探索に動き、
半十郎はその立会人をすることになる。
しかし、継承者探しは難航・・・
さて、秘太刀「馬の骨」の継承者は![]()
そして、小出家老が秘太刀探しをしている真の理由とは![]()
ここまで読んで興味を持った方、
このあとにはあらすじがすべて書かれますので
「まず自分で読んでみたい
」
という方は、本屋さんへGO![]()
さて、このお話は平成17年8月26日からNHKで、
金曜時代劇として、全6回に渡って放映されております。
今回お送りするのは小説版の方ですが、
テレビ版の配役をここでご紹介したいと思います。
石橋銀次郎(小出家老の甥) → 内野聖陽さん
浅沼半十郎 → 段田安則さん
小出帯刀(家老) → 近藤正臣さん
浅沼杉江(半十郎の妻) → 南果歩さん
※秘太刀「馬の骨」が伝わる不伝流矢野道場のメンバー
矢野藤蔵(当主) → 小市慢太郎さん
沖山茂兵衛(先代の弟子) → 六平直政さん
内藤半左衛門(先代の弟子) → 本田博太郎さん
長坂権平(先代の弟子) → 尾美としのりさん
飯塚孫之丞(先代の弟子) → 音尾琢真さん
北爪平九郎(先代の弟子) → 高橋和也さん
イメージしながらご覧ください。
「秘太刀 馬の骨」
「浅沼半十郎」さんは、急な使いで、
家老である「小出帯刀」さんの屋敷に呼び出されます。
お城の中でいつでも呼び出せるのに、
使いを寄こしたとなると、余程急用か、もしくは秘密の話・・・![]()
座敷に現れた小出家老は62歳。
大柄で面長の浅黒い顔に、ひときわ白い眉毛が目立ちます。
「少々相談したいことがあって、来てもらったのだ。」
と話し出したとき、若い女中がお茶を出しに入って来ます。
その女中は18歳、色白で美しい女性です![]()
女中が出て行った後に、小出家老はその女性を妾にしたいのだ・・・
と言い出します。
半十郎さんは心の中でなんだかバカらしい・・・と思います![]()
![]()
その半十郎さんの心を読んだように小出家老は、
「異なことを申しておると思うかも知らんが、わしはもう二人ほど、
わが血を分けた子が欲しいのだ。」
と、以外にも重苦しい声で言います。
小出家老は子に恵まれなかったのです。
長男・長女を幼いうちに失い、次男がようやく生まれて育ったのですが、
今度は奥様が亡くなります。
間もなく後妻さんをもらいますが、この方との間には子供が出来ませんでした。
次男・新五郎さんは無事成人し、お嫁さんを迎えますがもともと病弱。
5年たちますがいまだに子供が生まれておりません。
昔は養子を迎えても良いと思っていたようなのですが、
最近、考えが変わってきたようなのです・・・
次回へ続く![]()