ほろ酔いで久慈屋をでた小藤次さん。
舟を漕いで家へと帰ります。
そういえば、長屋の大家・新兵衛さんはどうしたろうな・・・
なんて考えている小藤次さんの耳に、櫓の音が響きます![]()
すると船が2隻、ものすごい速さで現れました。
それぞれには武装したお侍さんが4、5人ずつ乗っております![]()
しばらくぶりに登場
「追腹組」の皆さんです![]()
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小藤次さん、手足を使って櫓を操りながら、
持っていた竿で次々と敵を水の中へ落としていきます![]()
なんとか持ちこたえた敵のリーダー「立田」さん。
船の真ん中に、両足を踏みしめて立ち上がり、
「赤目小藤次、そなたの素っ首に千両もの値がついたそうな。
われら、鍋島四家が江戸の酔狂者に先を越されてたまるか。
肥前鍋島家葉隠武士の意地をとくと見よ
」
と宣言します。
・・・やっぱり賞金狙いがあおっちゃいましたね・・・![]()
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たくみに竿を遣い、立田さんを水の中へと落とした小藤次さん。
浮かび上がった来たその喉首を刀の切っ先で貫きます。
次の日の朝、小藤次さんは竹を切り出した帰りに、
難波橋の秀次親分の家を訪ねました。
小藤次さんの留守中、帰りはいつ頃?・・・と何度も訪ねてきた様で、
どうやら賞金狙いについて何かわかったようですね![]()
実は小藤次さん、秀次親分の家による前に、
旗本・水野様のお屋敷におりょうさんを訪ねておりました![]()
年賀のご挨拶をし、上がっていってくださいという誘いを断わり、
小藤次さん、プレゼントを差し出します![]()
覚えてますか?西野内で小藤次さんが密かに作っていた竹細工。
あれはおりょうさんへのプレゼントの竹櫛だったのです。
見事な細工に息を飲んで見詰めるおりょうさん・・・![]()
よろこんでくれたおりょうさんに、小藤次さんも一安心です![]()
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さて、秀次親分の調べの報告ですが、
子分の一人があることを聞き込んできました。
賞金狙い第一番目に現れた村上さんの道場を見張っていたとき、
羽織袴姿のお侍さんが道場を訪ねてきます。
村上さんが亡くなったことにより道場はたたむ事になっており、
ただ幸なことに残された娘のしづさんは、
決まっていた嫁入り先に無事迎え入れられるということです。
さて、しづさんが門前でこのお侍さんを問いただしたそうなのです。
そのお侍さんが答えるには、
自分の主は昔村上さんと一緒に剣の稽古をした仲だとか。
最近になって死を知ったので弔問が遅くなったとお詫びします。
名前を教えてくださいとしづさんが言うと、
表に立つことを憚られるお方なのでそれは出来ないと言われます。
村上さんは長い浪人生活で、十数年前に江戸に出てきて、
何とか手助けしてくれる方がおり、道場を開いたのが4年前。
身分の高い方との付き合いがあったとは思えません、と
しづさんが言い、
「お気持ちだけ頂戴します。」
と、仏前に置いたと見られる袱紗包みをお侍さんに返したそうなのです。
おそらく袱紗包みの中身は、かなりの金額が入っていた様子。
押し問答の末、お金は返されてお侍さんは早々に立ち去りました。
このお侍さんのあとをつけると、戻った先は、
「早乙女図書助」さんのお屋敷でした。
この方、お城の食べ物を仕入れて調理する役のリーダー。
出入りの商人からかなり賄賂を貰っているようです・・・![]()
部下がしづさんに問い質したところ、
袱紗の中身は50両
お香典にしては額が大きいですね・・・
どうやらこの早乙女さんと遊び仲間たちが、
「十八酔狂人」なんて名乗って豪勢に遊びまわっていたようです。
接点がなさそうな村上さんと早乙女さん。
でも2人には共通の趣味・俳句があり、
その集まりで知り合ったようなのです。
しづさんの嫁入りのため、早乙女さんの依頼を受けたのですね・・・![]()
「赤目様、ちと気になる事が一つございます。」
秀次親分が言うには、上役の話によると、
どうやら賞金狙いを企てた皆さんは、
もうすでに判明していて、皆さんお咎めを待つ身。
だから3番目の刺客が現れることはもう無いと思う・・・
でも、どうやら十八酔狂人のリーダーは、
自分達には知らされていない、もっと大物のようで、
まだなにかありそうだ・・・ということなのです。
確証は無いそうなのですが、上役の同心としての勘だそうです。
小藤次さん、秀次親分に礼を述べ、
親分の家を出ました。
次回へ続く![]()