年始まわりも済み、午後9時過ぎに長屋へ戻った小藤次さん。
ところが、寝ているはずの千太郎さんがいません![]()
どうやら、町奉行所に引き渡されることを恐れて、
逃げ出したようです![]()
しかも・・・道具の中から小刀、
隠しておいたまさかの場合の2両2分![]()
そして長屋の裏手に繋いであった小舟、
盗まれておりました・・・![]()
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再び長屋を出た小藤次さんが向かった先は、
秀次親分の家でした![]()
玄関先にいた子分の銀太郎さんに取りついでもらい、
中へと案内される小藤次さん。
そこで、千太郎さんについて秀次親分に説明します。
秀次親分にはその名前に覚えがないそうで、
どうやらあまり大物ではないようです。
千太郎さんの話などから、向かった先の検討をつけ、
早速、小藤次さんは銀太郎さんと一緒に、
その場所へ向かうことにします。
秀次親分は明日朝一番で千太郎の罪状について、
奉行所で調べてくれるとの事。
雪がちらつく夜更け
を、2人は黙々と歩きます。
午後10時過ぎ、着いた先は「石源の親分」の家。
この親分、名前は「源五郎」さん、
本業は石屋さんなので「石源」。
この辺りは石源親分の縄張りなのでご挨拶です。
事情を話すと、なんと![]()
もともと千太郎さんを捕まえたのは石源親分だったのでした![]()
親分によると、うわごとでよんでいた「おこう」とは、
飯盛宿・佐倉屋の女主人・おこうさん。
もともと佐倉屋の稼ぎ頭だったおこうさん。
22歳で白い肌に整った顔立ちの人気者![]()
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このおこうさんに惚れた男性がおふたり![]()
佐倉屋の主人・六平太さん、そして千太郎さんです![]()
六平太さんには奥さんがおりましたが、
一年ほど前、お墓参りに行き、
そのお墓の前で何者かに刺されて亡くなっております。
六平太さんとおこうさんが疑われますが、
2人とも白を切り、証拠も無いまま・・・
そのうちおこうさんは六平太さんの後妻へ![]()
しかし、今度は四ヶ月前に六平太さんが突然死![]()
なんでも気を高ぶらせるための媚薬を、
大量に取らされていたようなのですが、
こちらも証拠がありません![]()
というわけでおこうさんは佐倉屋の女主人へ![]()
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そしてそれ以後、千太郎さんが頻繁に出入りするようになり、
どうやらこのたくらみは千太郎さんとおこうさんに
よるものだと気づかされた頃でした・・・
石源親分の家に、あるお寺の離れで博打が開かれるとの、
密告の手紙が投げ込まれました![]()
そのお寺に踏み込むとそこには千太郎さんがおりました。
そして千太郎さんは捕まり、島流しとなったわけです。
・・・おこうさん、いいとこ取りであやしさ倍増![]()
そして、近頃ではおこうさんの婚約者だった
留次さんというお百姓さんが出入りしているらしいのです。
なんて大きな企みなのでしょう![]()
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石源親分とその子分達、そして小藤次さん・銀太郎さんは、
とりあえず佐倉屋へと向かうことにします。
しかし佐倉屋はひっそりと静まり返っていて、
とても騒ぎが起きた気配はありません。
ここで、チームは二手に分かれることにしました。
石源親分と子分達はそのまま佐倉屋の見張り。
小藤次さんと銀太郎さん、そして石源親分の部下・東作さんの
3人は梅田村へと向かうことにしました。
梅田村はおこうさん・留次さんの実家があるところ。
おそらく千太郎さんは、石源親分が近くにいる佐倉屋へは、
近づかずどこかへおこうさんを呼び出すかもしれない、
それなら梅田村の家を見張った方がいい・・・
という小藤次さんの提案です![]()
千太郎さん、いつもは一人で悪さをしていたようなのですが、
時々、浪人さんとその周りに群れている人達に助けを借りるとか。
どうやら油断は出来ませんね![]()
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次回へ続く![]()