千太郎さんは長屋に連れてこられた後、
高熱だしてうわごとを言い続けております![]()
はっきりと聞き取れるのは
「おこう」
という名前だけ、何度も呼んでいるようです。
高熱と悪寒のためか、小藤次さんに逆らう様子はありません![]()
隣近所には昔の仲間が来て、
風邪をひいて寝込んでいることにしてあります。
千太郎さんの熱は夜には下り、
次の日にはお粥を食べれるようになりました。
小藤次さんの名前を聞いて、千太郎さんびっくり![]()
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どうやら牢屋の中でも話が出ていたようですね。
敵うはずもないと苦笑い・・・![]()
千太郎さんによると、博打場で喧嘩して数人に怪我を負わせたそうで、
おこうさんというのは女郎の名前だそうです。
お役人に引き渡す気は無いし、
長屋に尋ねてくる人はいないという言葉に安心したのか、
千太郎さんはまた眠りに付きました![]()
さて、髭を剃って仕度を整え、新しい草履を履いた小藤次さん![]()
どうやら千太郎さんは起きる様子がなさそうです。
となりのおきみさんには友人は寝正月をきめこんでいるからと話し、
長屋をあとにします。
向かった先は、元の奉公先・森藩の代々のお殿様の墓所です。
水を替えて回ると、羽織を脱ぎ墓前に正座してお参り。
と・・・辺りに殺気が・・・
戦いを覚悟した小藤次さん、
剣を確かめつつも、手を合わせた姿勢を崩しません。
殺気が満ちて、今にも戦いが始まりそうなその瞬間![]()
別の気配が現れ、殺気がすっと消えます。
振り向くと、小藤次さんの元上司・高堂伍平さんが立っておりました。
小藤次さんがいなくなり張り合いがなくなって寂しそうな高堂さん。
お殿様も江戸に戻ってくるから、藩に帰ってこないかと勧めますが、
小藤次さんにもうその気はありません。
悲しげに目を潤ませる高堂さん![]()
お酒もあるから屋敷に来ないかとの誘いを断わり、
立ち去る小藤次さん。
その背中をいつまでも見送る高堂さんでした。
次に訪れたのは久慈屋さん。
昼下がりの店先では奉公人達が働いております。
中に入ると、大番頭の観右衛門さんが新年のご挨拶。
その後に、小藤次さんは観右衛門さんから、
紙の仕入れに同行してほしいと頼まれます。
久慈屋の主人・昌右衛門さんと観右衛門さんの故郷、
常陸国(茨城県)の西野内村は紙の産地。
そこには昌右衛門さんの実家・紙問屋細貝家があります。
正月明けに昌右衛門さんがそこへ紙の仕入れに行くので、
ぜひ小藤次さんに同行して欲しいということなのです。
同行を引き受けた小藤次さん、奥座敷へと案内されます。
奥座敷は30人ほどの人が年始の宴の最中
お侍さん・商人・職人など様々、
久慈屋出入りの岡っ引き・秀次親分も来ております。
皆さんに紹介される小藤次さん、ここでも人気者![]()
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早速、昌右衛門さんからお酒を勧められます![]()
といってもただ勧められるわけではありません。
持ってきたのは5升入りの大杯・・・
そこになみなみとお酒が注がれます。
その量、4升・・・一升瓶4本・・・
ゆっくりと・・・でも一気飲み・・・![]()
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相変わらずの飲みっぷり、お見事です![]()
次回へ続く![]()