久栄さんに冷たくあしらわれた唯四郎さんは、

昼間から酒を飲んで酔っ払っておりますお酒

そこへ砂吉さんのお仲間が催促に来ます。

お仲間は、唯四郎さんのつてを使って、

牢破りの道具を砂吉さんに渡そうと計画していたのですが、

肝心な唯四郎さんは、その説得に失敗ダウン

「だめだ、俺にはできない・・・」

と、弱音を吐いて、久栄さんとのことを話し始めます。

唯四郎さんは、昔、久栄さんのお隣に住んでいました。

その頃、唯四郎さんはかなりの遊び人、

久栄さんを捨てて、吉原に入り浸り・・・

そのため、家はお取り潰し。

人殺しをして稼いだお金も無くなったので、

江戸に戻ってきたら、今度は泥棒の手先。

「こう落ちぶれちゃ、昔の女もいい顔はしない・・・

止めたよ。この仕事は俺の手に余る。

長谷川の久栄にはとても手が出せないってことよ・・・」

このセリフをきいたお仲間たちの目がキラリえっ

唯四郎さんの「つて」が、鬼平さんの奥さんと知って、

何か考えが浮かんだようです。


ある夜、久栄さんの寝室にそのお仲間が忍び込みます。

刃物で脅しながら、

「頼みたいことがある。」

と切り出しますドクロ

久栄さんはさすが鬼平さんの奥様、

落ちついて話を聞き始めます。

牢破りの道具を砂吉さんに渡してほしいと言うお仲間に、

それは出来ないときっぱり断わります。

すると、今度は唯四郎さんのことを

鬼平さんにばらすと言うのです。

鬼平さんの留守に、昼間から唯四郎さんと

会っていたことがばれたらどうなるか・・・べーっだ!

そう脅すお仲間に、久栄さんはものを投げつけ、

側にあった刃物を持って向き合います。

するとそこへ、物音を聞きつけた辰蔵さんが駆けつけます。

慌てて逃げるお仲間あせる

久栄さんは辰蔵さんに、単なる物取りの仕業だから、

騒ぎ立ててはいけない、

鬼平さんの留守中にお屋敷に泥棒が入ったと知れたら、

お咎めを受けるかもしれないからと、口止めします。

怪しみながらも部屋へ帰る辰蔵さんむっ


いよいよ明日は鬼平さんが出張から帰ってきます。

その前に砂吉さんを助け出さなければいけません。

唯四郎さんも、お仲間達と手を組むことに。

久栄さんを素敵な女性に変えた鬼平さんに、

嫉妬している様子・・・

どうしても鬼平さんの面目を潰してやりたいと、

砂吉さん脱獄の指揮を執るつもりなのですプンプングー


さて、久栄さんの姪っこであるたえちゃん(妹さんの子)。

赤い着物が似合う、ちょっとおませな女の子。

お付の女中と町中に出てきましたが、

子供達がとおりゃんせをして遊んでいるのがうらやましそう・・・

帰りますと言っても、いやだとダダをこねていますむっ

そこへ砂吉さんのお仲間たちがやってきて、

たえちゃんを無理矢理駕籠へ閉じ込めさらっていってしまいました叫びあせる


久栄さんが妹さんとお屋敷でお茶を飲んでいると、

そこへ唯四郎さんから手紙が来ます。

文面には、たえちゃんを預っているから、

来て欲しいとの呼び出しでした。

待ち合わせの場所に行くと、唯四郎さんが一人で現れます。

怒って懐剣を抜く久栄さんプンプンパンチ!

しかし、簡単に剣を落とされてしまいます。

覚悟を決めた顔つきの久栄さん。

どうすればいいのかと唯四郎さんに問いかけます。

たえちゃんを助けるのと引き換えに、砂吉さんの釈放すること。

待ち合わせ場所には、久栄さん一人で

砂吉さんを連れてくるのが条件です。

鬼平さんの部下を動かしたら、子供の命は無いと言い残して、

唯四郎さんは去っていきます。

そこへ話を聞いていた辰蔵さんが姿を現します。

心配する辰蔵さんに、

「後で頼みがあります。すぐ屋敷に戻りなさい。」

と、久栄さんも屋敷へと向かいます。


次回へ続く右矢印