さて行列の前に立ちはだかったのは、
どうやら浪人さん達の様・・・![]()
提灯を持っていたお付の者が、
道をあけてくださいとお願いすると、
「道をあけてほしかったらそれなりの礼儀があるだろう」
と、なかなか通してくれません![]()
礼儀って・・・道ふさいでおいて・・・![]()
その礼儀というのは、駕籠の中の人物が挨拶すること。
この時代、駕籠は身分や性別によって、
形が違うものもありまして、
この駕籠には女性が乗っている![]()
というのがわかるのです。
駕籠の周りのお侍さんと浪人さん達は、
今にも一触即発![]()
と、駕籠の中から、
「私が頭を下げれば済む事なら、容易い事です。」
と声がかかります。
それを止めたお侍さんを浪人さんが投げ飛ばしたとき、
駕籠の中の女性が姿を見せます。
・・・おりょうさんです![]()
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なんとか穏便に済ませようとするおりょうさんですが、
浪人さん達はそんなわけには行きません。
どうしても女の方々を連れて行きたいらしい・・・![]()
おりょうさんが、懐の剣に手をかけたそのとき![]()
「お待ち下され」と小藤次さん登場![]()
「おりょう様、怪我をしてもつまらないから、早く立ち去りなされ。」
とおりょうさんご一行に声をかけ、
浪人たちと対決![]()
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結果はもちろん・・・小藤次さんの勝利![]()
竹を背負いなおして、
「暗くなるので、お屋敷に急ぎなされ。」
と何事もなかったように立ち去ろうとします。
小藤次さん・・・ダンディ![]()
そこにおりょうさんが声をかけ、
小藤次さんに助けてくれたお礼を述べます。
小藤次さんの間近におりょうさん・・・![]()
よい香りがします・・・![]()
と、おりょうさんはどうやら小藤次さんの名前を、
ご存知の様子。
4家の鑓を奪った騒動のこと、
おりょうさんも知っていたようですね。
小藤次さん、褒められて赤くなっちゃいます![]()
浪人たちのこともあるので念のため、
おりょうさんご一行をお屋敷まで送ることにします。
しかしおりょうさんは駕籠には乗らず、
小藤次さんと並んで歩くことになりました。
小藤次さん、思わぬ展開です![]()
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さてどうして小藤次さんが自分の名前を知っていたのか![]()
不思議なおりょうさんは小藤次さんに聞いてみます。
小藤次さんは返事に困ってしまいますが、
おりょうさんにうながされて、
おりょうさんが15年前、初めてお屋敷にご奉公したとき、
偶然にみかけた事、
年に一度か二度お見かけしていたことを告白![]()
(おりょうさんはどうやら31歳、小藤次さん49歳。)
いろいろとお話をしているうちにあっという間に、
水野さんのお屋敷についてしまいます![]()
別れ際に小藤次さん、
「おりょう様のために、この命いつでも捨てます。
まさかの時はお知らせください。」
と囁きます![]()
小藤次さんボディーガードだね![]()
恋の力はさすがです![]()
雨続きの毎日、新兵衛長屋では、
小藤次さんが切り出した竹を同じ長さの
竹片に切りそろえておりました。
なんといっても小藤次さんは幸せな気分です![]()
だっておりょうさんと話せた上に、
おりょうさんは小藤次さんのことを知っていたのです![]()
でも小藤次さん、最後の一言は余計だったな・・・
と後悔しはじめておりました![]()
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小藤次さん、見た目のコンプレックスに悩まされて、
その劣等感から女の人と口をきいたことが、
ほとんどありませんでした。
小藤次さんは、身長153cm、顔は大きく頭はハゲてて、
目と耳が大きく、団子鼻、短足・・・
でも笑うと愛嬌があるんです
愛嬌が・・・
小藤次さん、もちろん独身で暮らす覚悟をしておりましたが、
おりょうさんと会って興奮のあまり、
あのような一言をのこしてしまったのです![]()
さっきまで高ぶっていた気分が![]()
なんだか急に冷え冷え![]()
でも小藤次さん、おりょうさんのために命を投げ出す![]()
それが生きがいだと心に決めました![]()
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次回へ続く![]()