しかし、小城藩の強硬派・チーム田尻は、
おとなしく引き下がったわけではありませんでした![]()
小城藩の水町家老や留守居の伊丹さんたちが、
この方々の噂を聞き、なんとか手を打たねば![]()
と思案を巡らしておりましたが・・・
ちょっと遅かったです![]()
田尻さんの息のかかった方々、
その親分は剣の遣い手「能見五郎兵衛」さん。
この方々が、水町家老と伊丹さんが
丸亀藩のお屋敷に行く後をつけておりました![]()
この方々、メンツが第一![]()
田尻さんはお殿様のご親類で、
お殿様より年上だから、いうこと聞かない![]()
どうにか小藤次さんの行方をつかもうと必死です![]()
丸亀藩のお屋敷を見張っていると、
赤穂藩の古田さん、臼杵藩の朝吉郎さんが入って行き、
しばらくすると黒崎さんが手紙の入った箱を抱えて出てきました。
田尻さんから、絶対小藤次さんと連絡を取るはずだから、
と言われていた能見さん。
黒崎さんの後をつけることに。
黒崎さんの抱えている箱の中身は
小藤次さん宛のお手紙![]()
4家の会議は結構もめたようで、この手紙を書くにも
「卑屈になりすぎている」とか
「怒らせるのは得策じゃない」とか。
で、やっと小藤次さんに宛てた短い手紙の出来上がり![]()
この手紙を運ぶ黒崎さんは、
「なんとしても小藤次さんの動きを止めたい![]()
」
という気持ちと、
「小藤次さんに最後まで意地を張らせたい![]()
」
という相反した気持ちに揺れていました![]()
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わかります、わかります、黒崎さん。
だってこんなに度胸のある行動、
なかなか出来ません![]()
しかもそれがお殿様のため・・・
となればこんなにいいドラマはありません![]()
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これを見張る能見さんのご一行。
話し合いの結果、黒崎さんを捕らえて軟禁し、
手紙を奪って、小藤次さんとの待ち合わせ場所をさぐり、
そこで小藤次さんを待ち伏せることに![]()
黒崎さんを襲ったのが自分達だという証拠もないし、
なにより面子を立てることが大事![]()
・・・自分達第一
ですね・・・![]()
まあ小藤次さんに対する感情は仕方ないとしても、
黒崎さんの立場はどうなる![]()
誉れ高いのも考えものだ![]()
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さて、黒崎さんが小藤次さんとの連絡場所である
「万八楼」の近くまで来たその時、
「待たれよ
」と4人に囲まれます![]()
黒崎さんは小城藩の方々と気づいている様子。
もちろん皆さんの狙いは黒崎さんの持っているお手紙![]()
黒崎さんは、このまま「万八楼」に
駆け込めるかどうか考えますが、
相手はその考えを見抜いたかのように、
黒崎さんの背後に回り、道をふさぎます![]()
こうなれば黒崎さん覚悟を決めます。
「もし腕ずくでとおっしゃるならば、
お相手いたす
」
と箱を懐に入れ、刀に手をかけます![]()
「およしなされ。ここはお城の近くですぞ
」
と、この輪の外から声がかかります。
いいところに登場
古田さん
と朝吉郎さん![]()
黒崎さんは、ほっと一安心![]()
こんなこともあるんじゃないかと、
古田さんが後をつけることを提案したのだとか。
皆さん何から何まで有能ですね![]()
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しかし引っ込みのつかない小城藩の方々、
その一人が古田さんに切りかかります![]()
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しかし古田さんも剣の遣い手。
素早い動きで刀を峯に返し、
相手の胴を打ちます![]()
「これ以上の戦いは無用です
」
という古田さんの凛とした声が響くと、
小城藩の皆さんは負傷者を抱えて立ち去ります。
※ 刀は「刃」の部分と「峰」の部分があります。
刃の部分はもちろん切れるところ。
その反対側が「峰」反りが逆のところですね。
その部分は切れるように研いでないので、
斬られる事はありませんが、
鉄の塊でたたかれるので、かなりの打撲のはず・・・
この手紙を受け取った小藤次さん、
森藩代々のお殿様が眠るお寺で
この手紙を何度も読み直します![]()
内容は、
「4家が提携して、詫び状を作成中なので、
もうしばらく待っていて欲しい。」
というもので、4家の家老の署名があります。
小藤次さんはこの手紙の内容を、
お墓に眠る代々のお殿様にご報告。
小藤次さんが奪った鑓の穂先は、
この墓地に隠してありました。
どうやら最後の解決の時まではまだ数日掛りそう・・・
どうやら足並みも揃っていない様子・・・
しばらくは緊張が続きそう![]()
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小藤次さん、この夜はお寺の軒下で、
空腹を抱えて眠りました![]()
小藤次さん、只今所持金ゼロ![]()
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明日からどうやって空腹を満たすか・・・
そんなことを考えながら、
眠りに落ちました![]()
次回へ続く![]()