毎日ってわけじゃないけど、別れた男がしょっちゅう電話してくる。
帰り道なんかに、「今ひとり?」って連絡が来て、カカオトーク(浮気御用達アプリ)の通話機能で電話してくる。
たいした話をするわけじゃないけど、30分くらい話す。
それでこないだ彼が興味深いことを言ってた。
たしか、男は酒を飲むと女性の「アリ/ナシ」のハードルがゆるゆるになるって話で。
「『明日も会いたい』っていう時、それはあくまで今の気分での明日なのであって、実際の明日も同じように会いたいかどうかはわからない。ましてや、明後日も明々後日も会いたいって意味では断じてない」
はっ!クズやな!と思ったが、
まあそれは男の本音の典型例だろうとも思った。
ここでも言ったんだけれど、目的意識を持って体の関係だけを狙ってくる場合を除いて、
彼のこぼした本音は、ヤッた途端連絡が薄くなるパターンの王道なのではないかと思う。
恋愛関係を巧妙に避けながらセフレ関係を維持しようとするマネージャー型クズ野郎もいるにはいるけれど、
「ヤリ捨て」に至るパターンの多くは、
その時、その瞬間にやれるからからやっただけの男と、
一回のセックスにその先のケアとか約束まで託してしまった女のニーズの不一致が招く悲劇なんじゃないかなぁ?
でまぁ、「好き」とか「あなたみたいな人には初めて出会った」とか、女が喜ぶことを言って先方も近づいてくるので、うっかりころっと行ってしまいがちなんだけど。
なので、騙された気持ちになるし、プライドも傷つくしで、いつまでも胸にじくじくとした雪辱を残す、非常に遺憾なできごとになりやすいとは思うのだけれど。
女だって、年収とか年収とか学歴とか勤務先とか肩書きとか年収とかで男をジャッジして、「奢ってもらうのはいいけどそれ以上は無いな」とか「付き合いたくないけど一生私のことを好きだと思ってて欲しい」とか考えてたりするのだから、
男の性を責めるのはお門違いという話なのだ。
という前提のう、え、で!
こういう目に遭ったときは、
私を傷つけた男は全員死ねばいい
と開き直るのが、サクっと立ち直る意外な近道だと思うわ。(二度とこんな目に遭わないための対策は、その後で練ればいいの)
性悪バンザイ
だって、思ってもないのに彼の幸せを願ったり、
1ミリもしてない感謝をむりくりしてみても、胸に残った怒りは消えないからね。
良い人になんてならなくていいから、
自分の味方でいましょうね