4年前に、当時父の会社と取引のあった弁護士の江川に出会った。
江川さんは私が失業中だと父から聞き、私を雇ってくれた。弁護士さん=おじさんだと思っていた私は、彼と初めて会ったとき、あまりにも彼が若くてハンサムなのに驚いた。当時の私は20代後半で、彼は明らかに私より年下に見えた(実際は私よりも6歳上だったけど)。彼はその童顔なルックスとは逆に、仕事に厳しく、クライアントにずばずば物を言い、生意気に見られていた。今思うとそのギャップに惹かれたんだと思う。
しばらくして、私の歓迎会を開いてくれた。そこで、江川さんは独身で、彼女もいないということが判明した。イケ面弁護士さんなのでモテモテに違いないと思っていただけに、意外であった。その日以来、江川さんに対する憧れは益々強くなり、好きだという感情も芽生えてきた。しかし、告白なんてする勇気は全くなく、彼の下で働けることだけで幸せだったし、楽しかった。
そんなある日、事務所で彼と2人きりになった。「ハルコさんはカレシいるの?」と聞かれた。当時の私は、ポールというアメリカ人と遠距離恋愛をし ていた(ポールのことは後々ブログに書こうと思う)。私は正直に「アメリカにいます」と答えた。すると、彼は「その彼幸せだね。羨ましいよ」って冗談なのか本気なのかわからないことを言ってきた。
そして、私のときめきは更に強くなっていった。
続く