退院21日目 | 父が末期のすい臓ガンと宣告されました

父が末期のすい臓ガンと宣告されました

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今日は午前休を頂き、姉とがん免疫療法専門クリニックに話を聞きに。

聞きに行くに当たって必要な物が何点かあったのだが、事前に主治医に頼んで用意してもらった。
それと、今の父の状態等を記入した問診票を持って、先生の部屋に。
女性の先生だったのだが、丁寧に療法について説明してくれた。
この病院では、樹状細胞ワクチン療法という最新世代のがん免疫療法で、本来身体に備わっているがん細胞に対する免疫力を最大限に活性化する事を目的としたがん免疫療法を行っている。
患者にあった独自のワクチン作る、オーダーメイドがん治療だ。
しかし正直なところ、今この病院ですい臓ガンで通っている患者は約50人。
その内、腫瘍が小さくなったり治った人が約1割。
進行が止まった人を入れると約5割らしい。
進行が止まった人を入れても5割なのか。。。

ただ、この療法を行うに当たって、2~3時間採血等しなければならないらしい。
そうなると、今の父の状態ではちょっと厳しいのではないかとの事。
しかも、細胞を調べて、父に合ったワクチンを作るのに、3週間掛かるらしい。
長い。。。

という事で、父には樹状ワクチン療法ではなく、活性化リンパ球療法を勧められた。
この活性化リンパ球療法というのは、血液中にあるリンパ球を体外で殺傷力のあるリンパ球に刺激し、体内に戻すというもの。
この治療法だったら、15分ほどで治療できるらしい。
そして結果が出るのも、樹状ワクチン療法より早いらしい。
まあ、採血して殺傷力のあるリンパ球にして体内に戻すのに2週間掛かるらしいが。

この治療を行うに当たって、採血でHIVとウイルス性白血病を調べなければならないらしい。
あまり採血が得意でない父なので、掛かり付けの病院で採血した際に調べてもらえないかという話になった。

その事も含め、先生から主治医に手紙を書いて直接送ってくれるとの事。

ちなみに料金は、活性化リンパ球療法は、1回につき約20万円。
樹状ワクチン療法は、約200万円。
話を聞きに行っただけで、10,500円。
本ト、お金がないと何もできない事を実感。