暮れからパラマハンサ・ヨガナンダの自叙伝を続読している。
クリアヨガの実践（入門して1年3カ月まだ準備運動段階で進みは遅い(-_-;)）
にも必要な読書だけれど、分厚くて途中で投げ出していた。
ヨガだけど、体の型で学ぶヨガとちと違う。
それと今学んでいる傾聴療法士の
昨日までの２泊3日のカウンセリングワークショップ合宿での体験。
冷めやらぬ前に忘れないよう書き留めておきたい。
カウンセリングワークショップなのになぜかヨガの境地？
そこを解析してみる。
いやはや先生はグル（導師）なのか？
「宗教になってはいけない。」
前回先生が言ってたことの意味が頭をよぎる。
まず、私にどんな現象、変化が起こったかを書きあげてみます。
＜起こったこと変化、効能＞
・体が軽くなる。気持ちが軽くなる。
・それまで寄りかかってないとつらかった体が正座して背筋がまっすぐになる。
・痛かったところ、滞っていた所が良くなる。
・指の先のその先まで微細に柔らかに自分の肉体が高貴に感じられた。
・自分に集中していて満たされている感じがする。
・自分の本来のやる目的に意欲が湧いた。
・集中力が増した、思考や行動に無駄がない。
・たくさんのやらなきゃいけないことに圧倒されていた頭の中が
シンプルになって焦りや不安がなくなった。（ストレスが減った。）
・いろいろあるけど、でも大丈夫と思える（心配や不安が軽減する）。
・人との関係に信頼感が増す。
どうやら心の状態を開放すると
からだの不調や集中力が増し、
自分の取り扱いが非常に良くなるらしい。
心の状態、意識とからだが結びついているということ。
ここまでの体感すごいっ！！
いったい何が起こっているの？？？
傾聴療法という技法を学んだ仲間で
自分たちの問題を扱って傾聴しあうワークをやっていたんですけど
２泊３日間の間に食事をはさんで計14時間。
先生を囲んで車座になって、
お話される方のお話に耳を澄ませ
どんどん集中していくと、
意識がだんだん自分の肉体を超えて
全体の意識になって行くというか。
最初は自分の雑念、
ジャッジや意見や考えが湧いてくるんだけれど
どんどん傾聴が深まっていくと
共感とか受容とか赦しなどの感情に変わっていく。
それは目の前の他者に対して行われているんだけれど
同時に自分自身の癒しになっているから不思議。
結果、わたしたちは
つながりの中でだれかの回復のお手伝いをしていると同時に
自己の回復をしていくんです。
それが心だけではなく、
体の不調や座っている自分のエネルギー体まで整えられて
無自覚だった意識の使い方まで自分のものとなる感じです。
普段は無意識な自分の反応に振り回されていた自己が
ヨガで言う統御された状態になるんです。
いや～、ビックリしました。
まさかこの場面でこのような状態になるとは。
そして家に帰ってから、聞きなれない言葉がずっと頭を巡っている。
「サットバサンガ」
（私はよく自分のよく分からないワードが頭の中に浮いてきて離れないということがある。）
ググってみるとサットサンガというワードがあった。
サットバ → サットヴァ（純粋なもの）。
サンガ（集まり）。
サットヴァというのはグナ（質）の属性の1つで、
トリグナ（3つのグナ）はサーンキャ哲学の基本的な概念であり、
私たちが生活している物質世界は、
この３つのグナの組み合わせでできていると考えられています。
- サットヴァ（純質）：純粋、汚れがない、明るい、軽い、幸福と結びつく、正知
- ラジャス（激質）：動きを司る。激しさ、激情、怒り、欲望、渇愛
- タマス（暗質）：鈍い、重い、暗い、怠慢、睡眠、苦悩と結びつく、無知
つまりヨーガの教えではサットサンガとは、
サット（真理、純粋なもの）サンガ（集まり、同席）を意味し、
集まった人たちが何か自分自身のこと、
いま気になっていること、
自分の弱い部分、
悩みや悲しみなどを話して、
負の感情を解放をしていく行為が
ヨガのサットサンガの行法の一つということになります。
そして、私が思うにこのサットサンガと同じことを
この２泊３日の合宿でやっていたのだということです。
みなさま、ぜひご一緒に
サットサンガやりましょう～～～🙌🙌🙌
ちなみにこの３つのグナは
食べ物にも影響を受けていて
このような食べ物を採るとこういう性質になりがちだそうです。
ご自分の気持ちの取り扱いに困っている方は
食品の採り方も意識してみてください😊