いやな自分を
否応なくみつけたとき
誰にも言えず
目を背けることもできず
深い暗闇にのみこまれそうになる
それは
誰とも分かち合えない
静かに浸食されていく
こころの闇のなかで
自分の中の
もう一人の自分と
戦いながら
暗い部屋で
ひとり
誰とも分かち合えない
静かに浸食されていく
こころの闇のなかで
自分の中の
もう一人の自分と
戦いながら
暗い部屋で
ひとり
涙をながす

だから
泣くときは
あなたの胸ではなく
ひとり 泣く

たとえば夢を追いかける時
希望に胸がいっぱいで
あかるい明日を信じて
ただひたすらに走り続ける
けれど
走っても走っても
たどり着けない夢に
無力感が襲ってくる
たとえば誰かを好きになった時
そのひとを想うだけで
こころがあたたかくなって
しあわせな気持ちになる
けれど
好きになればなるほど
そのひとを独り占めしたくなって
そんな自分が許せなくなる
何かを手に入れることは
何かを失うことなのかもしれません
