譲れる事譲れない事 | nurseだけどスキルス胃がんステージ4患者のlovedog-9267のブログ

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nurse人生はや26年 准看からなら30年
妻で母でnurseな日々の感じた事を時間のある時に綴って行きます((´∀`))
追記:2018 4月 スキルス胃癌 肺癌性リンパ管症と診断。
様々な立場から投稿していきたいと思います。

新規開業した系列診療所に異動して
5日。
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本院のやり方で
って事でnurseTOPはTOP中の
TOPがやって参りました。

やって参りましたって言っても
私含めてたった3人のnurse。
新たに院長になったDr.は
今までの診療所で共に働いたDr.
ですが、経営者はいるわけで。

在宅診療中心ですが
利益優先な看護って何⁈
そりゃあ確かに利益上がらねば
やっていけません。
給料も貰えません。

だけど
看護って手で見る
ケアは重要だよ
保清はヘルパー入れて
やってもらえばいい?

違うんじゃない?

私達、看護技術で最初に学ぶのは
清潔ケア+環境整備。
点滴や褥瘡処置など
医療行為だけが看護じゃないのよ
とオバちゃんnurseは思う訳。

訪看さん既に介入していて
ご本人ともご家族とも良好な関係を
築いていて信頼関係者成り立っている
のに、状態悪化に伴い
「私達で入りますから」と
人の仕事奪うようなやり方って
乱暴だし、大体ご本人やご家族に
意思確認するべきでは?
…。

そんな本院のやり方がイヤで
前の診療所も立ち上げスタッフだった
ので、未熟ながらも力合わせて
自分達らしい、少しでも温かみのある
安心感のある寄り添える看護を
心掛けてきた。信頼も得た。
黒字にもなった。
看取り数は区一になった。

でも
経営者が目標とした数字では
なかったんだな…
立ち上げ当初は
「並木らしいやり方でいいんだよ」
って言ったくせに…
やっぱり数字なんだね。

何処にいても私は私
自分らしく働く事が唯一のモットー

郷に入れば郷に従え

だけど
譲れる事と譲れない事は
あるんです。