昔は、愛と信頼はいつでも与え続けられるものだと思っていました。
自分が十分に誠実で、十分に努力して、十分に忍耐強ければ、きっと相手も大事にしてくれるって。

でも、そうじゃなかったってわかりました。

間違った人に愛を与えると、当然のこととして受け取られる。
信頼を一度預けて裏切られたら、もう二度と築き直すのは難しい。

それらは時間みたいに、寝れば戻ってくるものじゃない。体力みたいに、ご飯を食べれば補えるものでもない。


どちらかというと、限りがあるものに近い。使えば使うほど、減っていく。

だからといって、もう愛せない、信じられないってことじゃない。
ただ、この二つは、価値のある人のために取っておくべきだって気づいただけ。

本当にあなたを大事に思っている人は、あなたの愛を簡単に消費したりしない。
信頼に値する人は、あなたの真心を慎重に受け止めてくれる。

だから今は、誰にでも簡単に熱くなったり、軽く信頼を預けたりしません。
冷たくなったわけじゃなくて、わかったんです,

愛と信頼は、どちらも再生できないものだって。
使い切ったら、本当にもうないんだって。

あなたの愛と信頼も、どうか正しい人のもとへ届きますように。