コンクールシーズンが始まりました。
今年の夏も福島県の中学校、高校に伺い、たくさんの生徒さんにお会いして声を聴かせていただきました。
毎年思うのですが、福島の子供たちはとても素直にレッスンに臨んでくださいます。
そのせいか、一度のレッスンで9割の生徒さんが問題の解決策を見出し、翌年につなげていくことができているような気がします。
私の仕事は合唱指導ではなくあくまでもヴォイストレーナーですので、生徒さんお一人お一人の声を聴くことから始まるのですが、今年のレッスンで一番感じたことを書いてみようと思います。
1年生の最初に発声を習い、1年間頑張って上級生になったとき、知らず知らずのうちに何らかの癖をつけてしまっていることが多々あります。
それはほとんどの場合、「頑張った結果」です。
初心者の場合、まだ呼吸も完ぺきではなく腹筋も鍛えられていませんのでその分をカバーするために舌やあごに力を入れてしまったり、お腹をつかって歌おうとしてみぞおちを固めてしまったり・・・・。
きっと一生懸命歌ったのでしょう。
その頑張りは必ず体の中に蓄積されていますので、いったんいい声を出したり大きな声を出したりするのは棚に上げて、一番最初に何を勉強したか思い出してみてください。
腹式呼吸を勉強しました。
鏡を見て舌の位置を覚えました。
口の開き方を練習しました。
今、それがちゃんとできていますか?
「できているつもり」になっていませんか?
響きを上げたい。声量を増やしたい。
高い目標を実現させるためには一番最初に勉強したことが一番肝心です。
鏡を先生にしてください。
目で見て直せることは直しましょう。
発声は正しいフォームができていたら8割成功。
最初に習うことですが歌うときには一生付きまとう難しい事でもあります。
頑張って身につけましょう。
これからのコンクールシーズン、どうぞ精一杯音楽を楽しむことができますように、応援しております
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