『ノートルダムの鐘』
2017.1.8 ㈰ソワレ 四季劇場「秋」

観劇始めはこの作品。
しかもお席はセンター最前。
あまりの迫力に圧倒された2時間半でした。
アニメはもちろん観た事がありました。
でも今回の舞台はアニメとどの程度内容に違いがあるのか…、フロローの設定が異なるという程度しか予備知識を持たずに行ったのでかなり新鮮に観る事ができました。
オープニング、クワイヤの存在で曲に素晴らしい厚みが感じられました。
歌声の波が舞台奥から客席へ押し寄せてくる感じで、そのパワーに圧倒されます。
大きな鐘の舞台装置も圧巻です。
まずは主役カジモドの飯田達郎さん。
登場した達郎さん、一瞬にしてカジモドに変身します。
この演出とても面白いです。
歌声はさすがで、とてもピュアなカジモドの印象を受けました。
子供っぽくて愛おしく感じる、可愛いカジモドだと思いました。
「♪陽ざしの中へ」では胸が締め付けられるようなカジモドの“願い”が伝わり、「♪石になろう」は涙がこぼれました。
個人的に最も心打たれたのはカジモドがエスメラルダを火あぶりから救ったシーン。
彼女を抱え絞り出すような声で「サンクチュアリ」と叫ぶその瞬間、涙がこぼれ落ち肩が震えるのを必死で我慢したほどでした。
それからエスメラルダの岡村美南さん。
今四季で一番好きな女優さんです。
相変わらず歌が上手く、セリフもとっても聞きやすいです。
ダンスで見えるおみ足、美しくセクシーで見入ってしまいます。
華やか理知的、芯の強さと優しさを持つジプシーの女性を見事に演じられていました。
フロローの野中万寿夫さん。
この狂気的な役はほんとに難しいですよね。
聖書の教えを守る誠実さ、人間らしい欲望、その狭間で揺れ理性のコントロールができなくなり精神的に崩壊していく様が怖い位に伝わってきます。
フィーバスの清水大星さん、なかなか格好良かったです。
以前観たシェフ・ルイとは全く違うイメージでした。
イケメンな隊長を気取りつつも、戦地帰りで心に傷を抱えたそんな不安定な心模様を感じ取る事ができました。
クロパンの阿部よしつぐさん。
個人的に好きです(笑)。
最後にいいタイミングでセット上手に助けに出てくる所がカッコよかったです♪
楽曲はアラン・メンケン、やっぱり凄いです。
私はディズニー作品の中でもアラン・メンケンが手掛ける楽曲が好きです。
ディズニーらしく、耳馴染みがいい気がします。
今回も聖歌のような曲もあればトプシー・ターヴィーのような陽気な曲もあってバラエティー豊か。
「A Guy Like You」が無かったのはちょっぴり残念でした。
さて、ちょっとストーリーに触れます。
ネタばれ有りかもです。
アニメも他のディズニー作品と異なり単なるハッピーエンドではない感じがします(カジモドのエスメラルダへの想いは届かないですし…)。
それでもまだアニメは納まる所に納まる訳ですが、舞台はとんでもなく「重い」お話になっていました。
エスメラルダの行きつく先…、カジモドの心はどれほど傷付いたか。
その悲しみに加え、今まで抑圧されていた彼の心で何かが弾けてしまったのでしょう。
フロローを自らの手で鐘楼から落としてしまいます。
アニメではフロローが誤って落下してしまいますが、ここは大きく違いますね。
最後に達郎君が語りだすエスメラルダとカジモドの結末、このフロローの死が大きく影響しているのかもしれません。
この結末には驚き、胸が痛くなりました。
メイクを落とし(丸まった背を表わす)衣装を脱ぎ捨てエピローグを話し出すカジモド、そこにはただただ純粋な『愛』を感じました。
アイーダを思い浮かべた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
カテコでは綺麗な顔のカジモドとは対照的に、カジモド以外のキャストが顔に彼のようなメイクを施します。
本当の醜さとは何か、最後まで舞台上から問われている感じがしました。
「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう」
その問いは観劇後もずっと私たちの心に残ります。
機会があったらもう一度観たい作品でした。
初見なのであやふやな記憶の感想になってしまいましたがお許しください。
舞台後はホテルでお友達とディナーでした。
お気に入りのレストランが入っているホテルです。


このお友達、いつお会いしても優しく理知的な、私の憧れの女性です。
久しぶりにお会いしたので、お喋りの時間が足りないくらいでした。
お土産もいただいてしまって…。
九州のサツマイモのお菓子、それからミッキーの鏡餅。

今年、アイリスオーヤマのディズニー鏡餅を買おうと思っていたのに買いそびれて売り切れになっちゃったので嬉しいお土産でした。
昨日11日、鏡開きだったので開封♪
中のおせんべい、いただくのが楽しみです。
またお会いできる日を楽しみにしています。
お仕事が大変な日だったのに駆けつけていただいて本当にありがとうございました。
マチソワともに楽しめた一日でした。
夜はホテルでぐっすり。
連休一日目の夜はこんな感じで更けていきました。
2017.1.8 ㈰ソワレ 四季劇場「秋」

観劇始めはこの作品。
しかもお席はセンター最前。
あまりの迫力に圧倒された2時間半でした。
アニメはもちろん観た事がありました。
でも今回の舞台はアニメとどの程度内容に違いがあるのか…、フロローの設定が異なるという程度しか予備知識を持たずに行ったのでかなり新鮮に観る事ができました。
オープニング、クワイヤの存在で曲に素晴らしい厚みが感じられました。
歌声の波が舞台奥から客席へ押し寄せてくる感じで、そのパワーに圧倒されます。
大きな鐘の舞台装置も圧巻です。
まずは主役カジモドの飯田達郎さん。
登場した達郎さん、一瞬にしてカジモドに変身します。
この演出とても面白いです。
歌声はさすがで、とてもピュアなカジモドの印象を受けました。
子供っぽくて愛おしく感じる、可愛いカジモドだと思いました。
「♪陽ざしの中へ」では胸が締め付けられるようなカジモドの“願い”が伝わり、「♪石になろう」は涙がこぼれました。
個人的に最も心打たれたのはカジモドがエスメラルダを火あぶりから救ったシーン。
彼女を抱え絞り出すような声で「サンクチュアリ」と叫ぶその瞬間、涙がこぼれ落ち肩が震えるのを必死で我慢したほどでした。
それからエスメラルダの岡村美南さん。
今四季で一番好きな女優さんです。
相変わらず歌が上手く、セリフもとっても聞きやすいです。
ダンスで見えるおみ足、美しくセクシーで見入ってしまいます。
華やか理知的、芯の強さと優しさを持つジプシーの女性を見事に演じられていました。
フロローの野中万寿夫さん。
この狂気的な役はほんとに難しいですよね。
聖書の教えを守る誠実さ、人間らしい欲望、その狭間で揺れ理性のコントロールができなくなり精神的に崩壊していく様が怖い位に伝わってきます。
フィーバスの清水大星さん、なかなか格好良かったです。
以前観たシェフ・ルイとは全く違うイメージでした。
イケメンな隊長を気取りつつも、戦地帰りで心に傷を抱えたそんな不安定な心模様を感じ取る事ができました。
クロパンの阿部よしつぐさん。
個人的に好きです(笑)。
最後にいいタイミングでセット上手に助けに出てくる所がカッコよかったです♪
楽曲はアラン・メンケン、やっぱり凄いです。
私はディズニー作品の中でもアラン・メンケンが手掛ける楽曲が好きです。
ディズニーらしく、耳馴染みがいい気がします。
今回も聖歌のような曲もあればトプシー・ターヴィーのような陽気な曲もあってバラエティー豊か。
「A Guy Like You」が無かったのはちょっぴり残念でした。
さて、ちょっとストーリーに触れます。
ネタばれ有りかもです。
アニメも他のディズニー作品と異なり単なるハッピーエンドではない感じがします(カジモドのエスメラルダへの想いは届かないですし…)。
それでもまだアニメは納まる所に納まる訳ですが、舞台はとんでもなく「重い」お話になっていました。
エスメラルダの行きつく先…、カジモドの心はどれほど傷付いたか。
その悲しみに加え、今まで抑圧されていた彼の心で何かが弾けてしまったのでしょう。
フロローを自らの手で鐘楼から落としてしまいます。
アニメではフロローが誤って落下してしまいますが、ここは大きく違いますね。
最後に達郎君が語りだすエスメラルダとカジモドの結末、このフロローの死が大きく影響しているのかもしれません。
この結末には驚き、胸が痛くなりました。
メイクを落とし(丸まった背を表わす)衣装を脱ぎ捨てエピローグを話し出すカジモド、そこにはただただ純粋な『愛』を感じました。
アイーダを思い浮かべた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
カテコでは綺麗な顔のカジモドとは対照的に、カジモド以外のキャストが顔に彼のようなメイクを施します。
本当の醜さとは何か、最後まで舞台上から問われている感じがしました。
「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう」
その問いは観劇後もずっと私たちの心に残ります。
機会があったらもう一度観たい作品でした。
初見なのであやふやな記憶の感想になってしまいましたがお許しください。
舞台後はホテルでお友達とディナーでした。
お気に入りのレストランが入っているホテルです。


このお友達、いつお会いしても優しく理知的な、私の憧れの女性です。
久しぶりにお会いしたので、お喋りの時間が足りないくらいでした。
お土産もいただいてしまって…。
九州のサツマイモのお菓子、それからミッキーの鏡餅。

今年、アイリスオーヤマのディズニー鏡餅を買おうと思っていたのに買いそびれて売り切れになっちゃったので嬉しいお土産でした。
昨日11日、鏡開きだったので開封♪
中のおせんべい、いただくのが楽しみです。
またお会いできる日を楽しみにしています。
お仕事が大変な日だったのに駆けつけていただいて本当にありがとうございました。
マチソワともに楽しめた一日でした。
夜はホテルでぐっすり。
連休一日目の夜はこんな感じで更けていきました。