普段あまり雑誌を買うことはないんですが、昨日は手に取りそのままレジに持っていったこの本。


「SportsGraphic  Number」~日本競馬 最強への軌跡~


昨夜軽く目を通しましたが、とっても面白い内容でした。

しばらく競馬から離れた私でも分かるような記事で…。


まずは作家の浅田次郎さんのメッセージから始まります。

もうこの時点で馬好きなら胸がきゅんとします。


武豊騎手のロングインタビュー。

大好きなディープインパクトの写真に思わず目が細くなってしまう。

ディープの事を「世界で一番強いと思っていた」と話す豊さん。

私は今でもそう思っています。


福永騎手の「未来予想図」。

真面目でクレバーな彼の性格が伝わってきます。

「プライド?それを守ったって成績は上がらない。自分の天井を上げる以外に未来はない。」

そうい言い放つ彼からは、いろいろな覚悟が感じられました。


ルメールとデムーロの対談。

京都の料亭のような場所で日本酒を酌み交わす二人。

変わった光景でしたが、とても素敵でしたよ。


破天荒なオルフェーブル、最強牝馬ウオッカの近況も。

その血と夢は脈々と受け継がれていきます。

ディープ、ウオッカ、オルフェ…。

あの頃はその名を聞くだけで心踊る名馬がいました。

今のターフにはそんな馬がいるかな?

私が競馬から離れたからそう感じるだけなのか…。

またワクワクできるような馬に出逢えたらいいな。





かいつまんだ紹介でしたが、どの記事も凱旋門賞を意識した記事になっていた気がします。

いつの日かあのブローニュの森で。

日本馬が一番先にゴール板を駆け抜ける姿を見られたら…。

豊さんもおっしゃっています。






「凱旋門賞の扉は重いけど、鍵はかかっていない」と。