本日は札幌競馬場で「G2札幌記念」が行われました。

夏競馬は興味のないAIDAですが、今回はちょっと特別。

秋の凱旋門賞に向かう予定の2頭がステップとしてここを走るとの事。

気まぐれな芦毛馬「ゴールドシップ(牡5歳)」、天才少女「ハープスター(牝3歳)」の2頭です。

2頭のマッチレースとなるか、そこに割って入る馬がいるのか···。

直線が短く小回りな札幌。

簡単に有力馬の決着となるかどうか···?



まずはパドック。

細江さんの中継でしたが、馬を見る目が素晴らしい彼女がはっきり言い切ったコメントに私は驚きました。

ハープスターに対し、今までで一番淋しい身体だと評価したんです。

素人の私にはそれほど悪くは見えなかったんですけどね~。

好きな馬だけにちょっと残念(´□`。)

返し馬では暴れちゃったハープスター。

やはり細江さんの目は凄いですね。



さて、レースの方は···。

ゲートが開き、トウケイヘイローがハイペースで馬群を引っぱります。

注目の2頭は最後方に控えて様子をみます。

陣営の指示通り、3コーナー辺りから少しずつ川田騎手がハープスターの位置を上げていきます。

すっと動いたハープスターについて行く様にゴールドシップも仕掛けます。

早めの仕掛けで、大外から2頭が内の馬群を飲み込みます。

ゴールドシップの外から被せるようなまくりは迫力ありますね。

内のハープスター、並ぶとやっぱり見た目は年下の女の子だなぁ~(笑)。

直線の叩き合い、二の脚を使えてるゴールドシップ、脚色はとても良かった気がします。

後少しでハープスターに届いちゃうかなぁ~と思いましたが、最後は斤量差が···。

57kg対52kg、5kg差は大きかったですかね(^▽^;)

パドックではあまり良く見せず、陣営も万全ではなく心配していたそうですが、才能で走っちゃった感じですね~。

頑張ったハープスター、おめでとう!!



ゴール後、騎乗したまま典さんが川田君に握手を求めていました。

その握手に合わせた様に、並んだ2頭が鼻先を近づけました。

強い馬と強い馬が同じフレームに収まる、珍しくそして素敵なシーンでした。



いいレースではありましたが、もちろんここはステップ。

本番は次走ロンシャン。

パリへと続くこの道の先に、まだ見ぬ栄光が待っている事を願って。