『チーム·バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』
全てではないのですが、今までドラマや映画、原作をチェックしていたシリーズだったので観に行ってきました。
完結というだけあって、なかなか面白い映画になっていたと思います。
今作の事件の始まりは原因不明の死からです。
厚労省役人、製薬会社社員、医師。
数人の死体がある地下室で同時に発見されます。
そこからお話はAi(死亡時画像診断)と死因究明、薬害と新薬開発、医療過誤と広がっていくなかで、いつものデコボココンビが謎を解明していきます。
キャスト毎に少しだけ感想を。
田口医師と役人白鳥のコンビ、伊藤淳史と仲村トオル。
もうこのコンビはドラマでお馴染みなので安心して観ることができました。
でも今回は最後なのに白鳥さんの毒舌が少なかった気が···(笑)。
9テスラの巨大MRI「リヴァイアサン」を扱う専門医東堂を演じる生瀬勝久。
くせ者医師をとても上手に作り上げていると思います。
生瀬さんのキャラなら白鳥さんとも対等に張り合えますね。
「ジェネラル·ルージュの凱旋」のキャストも久々に登場。
救急医の西島秀俊演じる速水医師~(≧∇≦)。
今回もやっぱり格好いいです(笑)。
下で働く救命スタッフの加藤あい、戸次重幸、木下隆行(TKO)も息が合っていて良いですね。
今回の注目は不定愁訴外来にくる患者役で出ているバカリズム。
俳優さんじゃないけどとっても上手だと感心しました。
これからも脇役でならちょこちょこ出演がありそうですね。
ミステリー作品なので、あまりお話には触れないでおきます。
Ai、死因究明、薬害、新薬開発、医療過誤といったテーマだけでなく、後発医薬品についてとか、デジタル機器(電子カルテやレセコン、医療機器)の制御不能になった時の脆さなんかも取り上げられていました。
医療という物について、再度考えさせられる作品でした。
以下はネタバレ的なお話になってしまうかも···。
もう映画を観た方だけどうぞ(笑)。
原作読まずに観に行きましたが、さすがに犯人については早いうちから予想ができてしまいました。
まあ「究極の犯人探し作品」って訳じゃないからいいですが···。
えっと、ファンの方が読まれていたら申し訳ないんですが、犯人候補の女優2人の演技が···見ていられませんでした、ごめんなさい(T-T)
特に記者役は···、 以下自粛(笑)。
回りを固める俳優陣が上手いだけに、ちょっと···ねぇ(苦笑)。
ラストの、白鳥さんから田口医師へのプレゼントも開ける前から中身が読めちゃいましたね···(^_^;)
そんなこんなでいろいろありましたが、とっても作品的には面白かったし、完結という意味ではすっきり終わったのではと思いました。
ウォルトディズニーとどちらを見るか迷ったんですが、今回は正解でした。
時間を見つけてウォルトディズニーの方も見に行こうと思います♪
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