明日7日、仏ロンシャン競馬場で世界最高峰のレース『凱旋門賞』が行われます。

競馬を離れた今でもこの季節になれば気になるし、新聞の記事を目にして胸が熱くなったりします。

さて、今年の日本からの挑戦は···。

よく言えば天才肌、悪く言えば問題児の「オルフェーブル(牡4)」とその帯同馬「アヴェンティーノ(牡8)」。

今回オルフェーブルの手綱と握るのはスミヨン騎手。

馬体をぶつけ合う戦場のような舞台、やはり「オルフェに慣れた」日本人騎手よりも「凱旋門賞を知る」外人騎手にお任せするのは正解だと思います。

抽選で引いた枠は大外18番··、これはいけません涙

毎年凱旋門賞は内枠有利なのは鉄則。

当日第1レース後に仮柵が外され、インに芝のいいグリーンベルトが出現するロンシャン。

抽選だから仕方ないですけどね苦笑

まあ、インで包まれて抜け出せないとか、馬混みで接触してストレスを感じるくらいなら、外でのんきに走ってくれた方が彼にはいいかも。

しっかりポジションとって、タイミングよく仕掛けて大外一気で···、なんて理想が頭をよぎりますが、そうはいかないのが「世界」の舞台。

強敵3歳の仏馬サオノワもいい感じみたいですし···。

古馬と3歳馬の斤量差は3.5Kg、これは非常に大きいですよね涙

他にも有力馬はいっぱいいますし、ドキドキの混戦模様。

ペースメーカーとは言ってもせっかく参加するんですから、アヴェンティーノにも頑張ってもらって、2頭で悔いの無いレースをして欲しいです。

明日の夜、スミヨンの魔法が見られる事を祈っています。


さて過去を遡ると、日本調教馬が好成績だった記録は···、1999年と2010年の2着、それから2006年の3位入線後失格でしょうか。

2006年は現場ロンシャンで観戦し、その日の想い出はまだ胸の中に大事にしまってあります。

本音を言えば、2006年に走った私の愛する競走馬以上の日本馬には現れて欲しくないという気持ちも無いわけではないんです。

器の小さな人間だと思われるでしょうが、今でも私はその馬が史上最強馬だと信じていますし、今でも大好きです。

そんな複雑な心境ではありますが、明日の夜は日本調教馬の勝利を願って応援したいと思います。


最高の競走センスと最高の不安定感を持ち合わせた日本の王者、彼の凱旋門賞挑戦は例年にない面白さがあると思います。

大外枠、斤量59.5、アウェー、深い洋芝、それでも私は日本調教馬の活躍が見たいんです。

「歴史を変えろ!!」

日本競馬界の能力をヨーロッパに見せつけろ!!


競馬を愛する人の悲願達成の秋となりますようにキラキラ

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