今日は競馬
のお話。
さすがに今日は馬の話に触れておかないと···、と言うくらい大きなレースの日でした。
最近演劇ネタが少なくて··· 、アメンバーの皆さんすみません
さて、本日は『日本ダービー』
競走馬として産まれたら、全ての馬が目指すこのレース。
生涯、3歳のたった1回しか挑む事のできない特別なこの日。
騎手も調教師も、ダービーを勝ったらもう辞めてもいいとまで言う人が多々います。
私の思い出のダービーは···。
2007年にさかのぼります。
私が唯一「ダービー」を現場(東京競馬場)で観戦した年だったと言う事もありますが、この年は出走登録の時点で衝撃が走りました。
基本的にダービーは牡馬(男)のレースだと思い込んでいた私でしたが、ある牝馬(女)が登録をあげたのです。
ルール的にはもちろんOKなんですが、男女(競走能力)差の大きいサラブレットでは無謀な挑戦だと思いました。
確かに牝馬の中では強い馬でしたが、何も無理してダービーに出なくても固くオークス(女の子のレース)の称号を取ったらいいのに···、と言うのが私の本音でした。
当日、レースの後半、直線で黄色の勝負服騎手をのせた1頭の牝馬が抜け出し、そのままゴールを駆け抜けたのを今でもはっきり覚えています。
歓声の中で鳥肌がたち、男女差なんて言い訳でしかないと考えを改めさせられました。
その後もこの牝馬はドラマチックな戦歴を重ねターフを去りました。
女性としての生き方に迷う時、必ず私にヒントをくれる名牝。
その名は「ウオッカ」、第74代ダービー馬です。
さて、今年のダービーに話を戻しましょうか。
今年は7572頭の同い年競走馬の中の18頭がエントリー。
この18頭に入るだけでも奇跡的な事です。
逆に考えれば、こんな厳しいふるいにかけられ負けていく馬たちの運命は···。
とても書けないです。
それを思えば、人間は幸せ。
そこまで出来が良くなくても幸せな人生が送れますからね(笑)。
そんな18頭の優駿を見るために、今日は11万人ほどの観客が東京競馬場に集まったようです。
人気は、前哨戦皐月賞で活躍した⑥ゴールドシップと⑧ワールドエースでした。
私の予想は···、本命が⑩ディープブリランテ、穴で⑭トーセンホマレボシでした。
⑭ホマレボシは最近のレース結果がそこそこで外人騎手がヤネだという点で穴に推しました。
⑩ブリランテに関しては、完全に岩田騎手を信じての本命印でした。
馬の能力は人気馬にひけをとらないと思いましたが、不安は気性面でした。
そんなブリランテの為に岩田騎手自ら調教に駆けつけ、馬との信頼関係を築きながらこの日を迎えたそうです。
さて、この2頭を応援する気持ちでテレビ前に座って観戦です。
パドック、さすがはG1、どの馬もぴっかぴかの体です。
3歳という若さもあり、ちょっとちゃかつく馬もいましたね(笑)。
パドックでは⑧エースの良さが目につきました。
もう完全に出来上がっちゃってる様に見えました。
体つき、落ち着き、歩様、どれも私には完璧に見えました。
⑩を本命にしちゃって良かったかなと少し心配になったほどです。
もちろん⑩ブリランテも力強い歩様で良かったです。
人気の⑥ゴールドシップも落ち着いていて、堂々とした様子はまるで古馬みたいでした。
緊張の中、ゲートが開き2分半の旅が始まりました。
逃げ馬が気持ち良く先頭を走り、隊列は縦長に。
人気馬は中盤に位置取りし、チャンスをうかがいます。
ラストの長い直線、人気馬2頭のエンジンはいまいち爆発せず···、結果的にはこの馬たちも4·5着には入線しましたが、人気を裏切る形となってしまいましたね
直線抜け出し、ゴール板まで先頭を譲らなかった私の本命⑩ブリランテが1着となりました。
ゴール前はちょっと厳しそうでしたが、諦めず最後まで全力で走ってくれました。
2着はフェノーメノ、恐ろしい追い込みで、ブリランテが差されるかもとドキドキの猛追でした。
お見事なラストスパートでした。
3着は穴で推したホマレボシ、ダービー3着なら立派な結果だと思います。
今回私は馬券は買いませんでしたが、予想はなかなかの出来で、ちょっと嬉しくなりました。
ゴール後は写真判定待ちでしたが、掲示板に馬番があがると、馬上の岩田騎手がブリランテのたてがみに顔をうずめて涙を流しました。
しばらく顔をあげられず、ブリランテの首から離れようとしませんでした。
38歳、ベテランジョッキーではありますが、まだ彼はダービーは勝ててなかったんです。
ようやく掴んだダービージョッキーの座、涙が止まらなかった理由も分かります。
岩田コールが起こり、馬上で人差し指を高く空に向かって突き上げました。
インタビューでは、何度も「馬を誉めてあげてください」と話してました。
調教を重ね掴んだ栄光、まさに人と馬の作り出すドラマでした
岩田さん、本当におめでとうございます。
さて、馬券を購入された競馬人の皆さん、結果はいかがでしたか?
皆さんの心に残るレースとなったでしょうか。
岩田さんの「男泣き」。
見ている私もじーん
としました。
たまには男性の涙もいいものですね。
Android携帯からの投稿
のお話。さすがに今日は馬の話に触れておかないと···、と言うくらい大きなレースの日でした。
最近演劇ネタが少なくて··· 、アメンバーの皆さんすみません

さて、本日は『日本ダービー』

競走馬として産まれたら、全ての馬が目指すこのレース。
生涯、3歳のたった1回しか挑む事のできない特別なこの日。
騎手も調教師も、ダービーを勝ったらもう辞めてもいいとまで言う人が多々います。
私の思い出のダービーは···。
2007年にさかのぼります。
私が唯一「ダービー」を現場(東京競馬場)で観戦した年だったと言う事もありますが、この年は出走登録の時点で衝撃が走りました。
基本的にダービーは牡馬(男)のレースだと思い込んでいた私でしたが、ある牝馬(女)が登録をあげたのです。
ルール的にはもちろんOKなんですが、男女(競走能力)差の大きいサラブレットでは無謀な挑戦だと思いました。
確かに牝馬の中では強い馬でしたが、何も無理してダービーに出なくても固くオークス(女の子のレース)の称号を取ったらいいのに···、と言うのが私の本音でした。
当日、レースの後半、直線で黄色の勝負服騎手をのせた1頭の牝馬が抜け出し、そのままゴールを駆け抜けたのを今でもはっきり覚えています。
歓声の中で鳥肌がたち、男女差なんて言い訳でしかないと考えを改めさせられました。
その後もこの牝馬はドラマチックな戦歴を重ねターフを去りました。
女性としての生き方に迷う時、必ず私にヒントをくれる名牝。
その名は「ウオッカ」、第74代ダービー馬です。
さて、今年のダービーに話を戻しましょうか。
今年は7572頭の同い年競走馬の中の18頭がエントリー。
この18頭に入るだけでも奇跡的な事です。
逆に考えれば、こんな厳しいふるいにかけられ負けていく馬たちの運命は···。
とても書けないです。
それを思えば、人間は幸せ。
そこまで出来が良くなくても幸せな人生が送れますからね(笑)。
そんな18頭の優駿を見るために、今日は11万人ほどの観客が東京競馬場に集まったようです。
人気は、前哨戦皐月賞で活躍した⑥ゴールドシップと⑧ワールドエースでした。
私の予想は···、本命が⑩ディープブリランテ、穴で⑭トーセンホマレボシでした。
⑭ホマレボシは最近のレース結果がそこそこで外人騎手がヤネだという点で穴に推しました。
⑩ブリランテに関しては、完全に岩田騎手を信じての本命印でした。
馬の能力は人気馬にひけをとらないと思いましたが、不安は気性面でした。
そんなブリランテの為に岩田騎手自ら調教に駆けつけ、馬との信頼関係を築きながらこの日を迎えたそうです。
さて、この2頭を応援する気持ちでテレビ前に座って観戦です。
パドック、さすがはG1、どの馬もぴっかぴかの体です。
3歳という若さもあり、ちょっとちゃかつく馬もいましたね(笑)。
パドックでは⑧エースの良さが目につきました。
もう完全に出来上がっちゃってる様に見えました。
体つき、落ち着き、歩様、どれも私には完璧に見えました。
⑩を本命にしちゃって良かったかなと少し心配になったほどです。
もちろん⑩ブリランテも力強い歩様で良かったです。
人気の⑥ゴールドシップも落ち着いていて、堂々とした様子はまるで古馬みたいでした。
緊張の中、ゲートが開き2分半の旅が始まりました。
逃げ馬が気持ち良く先頭を走り、隊列は縦長に。
人気馬は中盤に位置取りし、チャンスをうかがいます。
ラストの長い直線、人気馬2頭のエンジンはいまいち爆発せず···、結果的にはこの馬たちも4·5着には入線しましたが、人気を裏切る形となってしまいましたね

直線抜け出し、ゴール板まで先頭を譲らなかった私の本命⑩ブリランテが1着となりました。
ゴール前はちょっと厳しそうでしたが、諦めず最後まで全力で走ってくれました。
2着はフェノーメノ、恐ろしい追い込みで、ブリランテが差されるかもとドキドキの猛追でした。
お見事なラストスパートでした。
3着は穴で推したホマレボシ、ダービー3着なら立派な結果だと思います。
今回私は馬券は買いませんでしたが、予想はなかなかの出来で、ちょっと嬉しくなりました。
ゴール後は写真判定待ちでしたが、掲示板に馬番があがると、馬上の岩田騎手がブリランテのたてがみに顔をうずめて涙を流しました。
しばらく顔をあげられず、ブリランテの首から離れようとしませんでした。
38歳、ベテランジョッキーではありますが、まだ彼はダービーは勝ててなかったんです。
ようやく掴んだダービージョッキーの座、涙が止まらなかった理由も分かります。
岩田コールが起こり、馬上で人差し指を高く空に向かって突き上げました。
インタビューでは、何度も「馬を誉めてあげてください」と話してました。
調教を重ね掴んだ栄光、まさに人と馬の作り出すドラマでした

岩田さん、本当におめでとうございます。
さて、馬券を購入された競馬人の皆さん、結果はいかがでしたか?
皆さんの心に残るレースとなったでしょうか。
岩田さんの「男泣き」。
見ている私もじーん
としました。たまには男性の涙もいいものですね。
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