喫茶店のマスターからの課題図書
「最悪」(奥田秀朗)をようやく読み終えました。

随分長い期間レンタルしてしまい、公の図書館なら大目玉な大延滞です
ここのところお出かけ続きでのんびり読書ができませんでした。
実際、ページ数もP648と、かなり厚みもありましたが…。
さて、本編ですが、題名の通り暗~くなる内容です(笑)。
騒音の苦情に頭を悩ませ、資金繰りに奔走する町工場の社長。
セクハラを受け銀行を退職しようと悩む女子行員。
ヤクザに追われるうだつの上がらないチンピラ。
1人ずつがそれぞれ負のスパイラルに迷い込み、事態はどんどん悪化する一方へ…。
もし私がこのどれか1人になったとしたら…


考えるだけで嫌です(笑)。
やることなすこと全てが悪い方向へ進むんですよ

3人それぞれのお話でかなりのページ数を使ってますが、決して中だるみする事は無く淡々と悲劇が続きます。
そして後半になり、3人が少しずつ本人たちの分からない所で交わり合い、ほんとに「最悪」なクライマックスへ…。
最悪な人たちが集まる訳ですから不幸も3倍。
収拾のつかない事態に…。
すっきり~って言う結末ではありませんが、最後まで飽きずに読めました。
こんな人生は送りたくないなっていうのが切実な感想です
「比類なき犯罪小説」と評されてましたが、ほんとにその通りです
早いうちにマスターのところに返しに行かなくちゃ


随分長い期間レンタルしてしまい、公の図書館なら大目玉な大延滞です

ここのところお出かけ続きでのんびり読書ができませんでした。
実際、ページ数もP648と、かなり厚みもありましたが…。
さて、本編ですが、題名の通り暗~くなる内容です(笑)。
騒音の苦情に頭を悩ませ、資金繰りに奔走する町工場の社長。
セクハラを受け銀行を退職しようと悩む女子行員。
ヤクザに追われるうだつの上がらないチンピラ。
1人ずつがそれぞれ負のスパイラルに迷い込み、事態はどんどん悪化する一方へ…。
もし私がこのどれか1人になったとしたら…



考えるだけで嫌です(笑)。
やることなすこと全てが悪い方向へ進むんですよ


3人それぞれのお話でかなりのページ数を使ってますが、決して中だるみする事は無く淡々と悲劇が続きます。
そして後半になり、3人が少しずつ本人たちの分からない所で交わり合い、ほんとに「最悪」なクライマックスへ…。
最悪な人たちが集まる訳ですから不幸も3倍。
収拾のつかない事態に…。
すっきり~って言う結末ではありませんが、最後まで飽きずに読めました。
こんな人生は送りたくないなっていうのが切実な感想です

「比類なき犯罪小説」と評されてましたが、ほんとにその通りです

早いうちにマスターのところに返しに行かなくちゃ
