本日は府中の東京競馬場でG1ジャパンカップ(芝2400m)が行われました。


海外からも有力馬が参戦する秋の大一番。


今年はドバイの覇者や仏凱旋門賞馬が参加。


豪華な顔ぶれが揃いました。


注目はやはりブエナビスタです注意


前走天皇賞(秋)4着からの巻き返しとなるか。


そして昨年のジャパンカップ(JC)での[1位入線からの降着2位]の雪辱なるか。


女王としての真価を問われるレースとなりました。



レースは、前半スローですすみ、内枠発走のブエナも馬群中ほどで我慢した走りを見せました。


レースが動いたのは後半。やはりこの男の仕掛けでした。


ウインバリアシオンの安藤騎手、外からかなり早めの仕掛けで賭けに出ました。


ここからペースが変わり、どの馬もそれぞれの追い込みに入りました。


前走内側で包まれて末脚が生かしきれなかったブエナの姿が私の頭をよぎり、「道を開けてあげて!!」と他の馬に祈るような気持ちになりました。


同じ失敗はできない岩田騎手、さすがに今回はうまくさばき、ブエナの前方には魔法のように「ヴィクトリーロード」が…。


すっと空いたその空間は、真っ直ぐにブエナをゴールまで導きます。


先を行く唯一の馬に並んだ時、ブエナの勝利を確信しました。


他馬とは脚色が違いました。


積んでるエンジンが違う感じですDASH!


ラストは余裕なのか、横(右側)の方を見ながら走ってました(笑)。


「ブエナ、真っ直ぐ前見て走って~!!」と思わず突っ込みを入れたくなりましたニコニコ


見事1着、女王の健在ぶりを見せつけました。


ゴール直後、昨年JCでブエナに乗り降着という結果だったスミヨン騎手が、自分の馬の上から腕を伸ばしブエナの顔を撫でてくれてました。


「今年は頑張ったね」って褒めてくれていたんでしょうね。


印象的なシーンでしたニコニコ



ゴールを駆け抜けた岩田騎手とブエナビスタにはどんな絶景(=ブエナビスタ)が映ったのでしょうか?


勝者だけが走る事を許される芝のウイニングロード。


観客の歓声を受けながら、岩田騎手は何度も何度も人差し指を空に向かって突き上げました。


ゴーグルを外した岩田騎手の目には涙がしょぼん


私たち観客の心には、人馬のそんな感動的な姿が絶景(ブエナビスタ)として残ったと思います。



素敵なドラマをありがとうドキドキ


次は激戦のグランブリ。


冬の中山には魔物が…。


サンタは誰に微笑むか(笑)?


有馬記念を期待しましょう音符