シュタイナーの論文には、沢山のゲーテの引用が出てきます。

いま、GA6を主要ポイントにまとめて、訳しています。
ゲーテが、植物の原像の発見にいたる過程が、シュタイナーの視点からまとめられていて、そのドイツ語を日本語におきかえながら、私の理解をものにする試みです。

ゲーテの植物研究も終盤です。
ゲーテが、植物世界の秘密をほとんどつかみかけた1787年に、イタリアからヘルダーに手紙を書いています。


私は、ゲーテが私を通して書いたように、そのくらいゲーテの気持ちに寄り添って訳しました。

それで、

ゲーテの、

特殊なものの多様性を根元的なひとつのものから説明する、

という態度が妙に私のなかで、溶解しました。

ゲーテは、多岐にわたる種類の植物のもとになる、原型があることをつきとめました。
そして、その原型である植物の形からは、存在していないが、存在する可能性があるものも含め、植物を無限に見つけることができることもつきとめました。

つまり、これは、創造(存在可能な、まだ存在しないもの)も含めた
内的な真実なのです。  



この法則は、生きているものすべてにあてはまる法則であると、ゲーテは手紙に書いています。


ゲーテやシュタイナーは、
動かぬ一点を見つけるまでは、休まない、というようなことをよく語ります。

その動かぬ一点は、多岐にわたる豊かなものがわき出る源です。


この辺のことをテーマにして、まだまだ書きたいと思います。

そして、これらが、シュタイナー思想の種にあたる部分だ!!

シュタイナーも、GA1ー6の、ゲーテ研究が、シュタイナー思想の種にあたると、晩年にかたっています。

私も、ゲーテが出発点でした。小学生のときに魔王に出会い、20代は、ゲーテはいつも、そばにいました。 とくに、詩人や作家としてのゲーテ。また、ゲーテ派の人々やゲーテに影響を与えたものたち。
ゲーテの自然科学研究は、シュタイナーに導いてもらいました。  



今あるものすべてはひとつの根元的なものから生まれた素晴らしい多様性のひとつひとつ。しかも、まだまだ無限に創造される。

本当に素晴らしい!やっぱりゲーテすごい。シュタイナーのゲーテ研究もすごい。