シュタイナーのVordenken(何よりも前に起こる思考)とNachdenken(後からの思考)について、なんとなくわかる→人に説明するレベルにしようと、まとめはじめています。  

※ 以下、前-思考、後-思考にして説明します。後で良い訳を考えます!今は我慢してください!

簡単にいってしまうと…  
人間であるかぎり、真実にたどり着くのは難しく、いくら、正しいと思うものにたどりついても、それは、ただの一側面、意見になってしまいます。そして、それは衝突をもたらします。  

シュタイナー業界やキリスト教会でも、それはおこります。
もう、本当に不思議なくらいです。  みな、正しさを、発言します。私みたいに言うことをきかない人間は、ものすごい批判をくらいます。また、それぞれが、それぞれの意見をいい、片方に従えば、片方にしかられます。
本当に、冷たく、辛いものです。

つまり、Nachdenken(後-思考;世界という外側を観察してから、起こる思考)で、たどり着いたものは、冷たく、真実から離れたものになります。


シュタイナーは、その違和感に気がついたのでしょう。Vordenken(前-思考;内から先に、何よりも先におこす思考)という人間の思考体系に気がつき、そこに、切り込みをいれました。

本当に真実にたどりつくには、実は、自身の内側にある、魂的な体験でなくてはなりません。そして、自分の立位置、凝り固まった意見、つまり偏見を捨てなければなりません。
理由は、自我は絶えず成長しているものであり、目に見えている世界は、鏡にうつったようなものだからで、真実とはほど遠いのです。
だから、真実にたどりつきたいなら、まずは、Vordenken(前-思考)がこなくてはなりません。

しかし、ここから先が、感動的でユニークなシュタイナーの見解。  

Vordenken(前-思考)は、現実に創造してこそ、完成されるもの、コンプリートなんです。 いくら内側に秘めていても、それを世界にリアルにしなければ、なんの意味もない。これこそがシュタイナー思想の力強さと美しさ!なんです!

例えば、時計。これは、Vordenken(前思考)によって創造され、長年にわたり証明されたもの。  

つまり、Nachdenken(後思考)は過去にむき、それによって得た真実のようなものは、冷たく、人を混乱させるかもしれません。 真実や正しさという仮面をかぶったジャッジの刃物になる可能性もあります。これは、私の経験からです。
Vordenken(前思考)は、はじまり、未来にむかっています。  
温かく、エネルギーをくれるものです。創造物そのものなんです。


バイロンケイティのワークは、私のお気に入りなんですが、温かくエネルギーがたくさんもらえます。
これは、彼女が、Vordenken(前思考)によって、創造してくれたまさに「真実」の一片だからでしょう。

シュタイナーの素晴らしい論文に感謝します。ケイティのワークに感謝します。


私も、冷たい偽物の真実というツールで、人を混乱させたくなく、
ただひたすら、創造的に生きたいです。

私のライフワークである、ティーチング、語学、シュタイナー研究は、そういう立場から発信したいと思っています。