今年最後のベルーナドームに行ってきました。
2戦ともナイターなので久々東京で観光でもしようかといかにもな所にホテルを取りましたが結局どこにも行かず。
初日はホテル直行で荷物を置いて即ドーム。
翌日はちょっと買い物に出てホテルの近くのトルコ料理屋さんでランチにしていったん戻ったら眠くて眠くて30分のつもりが2時間寝ました。
前日の試合はさっくり終わったのに、応援団のいわゆる2次会も見て帰ったらホテル戻ったのが23時すぎ。
しかし快勝。
少しだけずらしたつもりががちがちの応援団席に取ってしまっていて、真後ろでトランペットが鳴って応援団旗が振られるとその風が当たるようなところでした。
周りはみなさん顔見知りの常連さんらしくて楽しそうだったので場違いかなと思いましたが、全然見ず知らずのぽっと出のライトなファンであるわたしにもお菓子やごはんをくれたり応援歌の歌詞カードのようなものをいただいたりで、推しのチームが同じというだけなのに全員親戚みたいな距離の近さ。
得点を挙げるたびに周りの人全員とハイタッチしました。
他人には極力触らないよう生きているわたしが、です。
そんな楽しい観戦の翌日こそ応援団席からは少し離れた所に取っていましたが、レフトスタンドは基本みんな立って応援するようなのでこの日も非常に楽しめました。
試合は連日の快勝。強いチームみたいな試合で驚き。
ホーム最終戦だったので1年を振り返る映像が流れ、引退試合だったりいろいろ見た後の渡辺久信監督代行のファンへの謝罪を聞いてなんだか切ない気持ちでした。
謝ることなんかない。一生懸命やっても必ずどこかは最下位になるんだから。
セレモニーが終わったあとのこの日の2次会は、背番号1番から68番まで応援歌のある選手全員のメドレーが始まって、初めて岡田選手の応援歌を歌いました。
そして2人くらい知らない応援歌があって、まだまだにわかです。
最後はチャンステーマ4で終わったのですが、コールは西口文也で!!とのことで来季監督就任が濃厚な西口さんで締めました。
学生時代合唱コンクールが嫌すぎてトイレの窓から抜け出したわたしが、知らない人たちと同じ歌を歌って外崎脩汰でジャンプする日が来るとは。
人って案外変わるものらしいです。
そして人生で初めて頑張れファイターズ!と叫びました。
新庄監督以下選手全員がレフトスタンド前に並んでいる姿に、応援団が頑張れ頑張れファイターズ!とコールを呼びかけたので自然と出ました。
ソフトバンク倒してくれ!!とみなさん叫んでいましたが、ファイターズを本気で応援してるのかソフバンが憎いのかの判断はつきかねました。
ただ、最後は遠目にも眩しい真っ白な歯で新庄監督がガッツポーズを見せ、ライトスタンドのハムファンがこちらに手を振っていたので振り返しました。
試合が終わればノーサイド。という精神らしいです。
わたしも倣ってハムファンに手を振り、あまり心にはないのでソフトバンク倒してくれ!には便乗せずまぁその役目はわたし的にはロッテでもいいわけで。
最終的に13試合を3勝9敗1分けで終わりました。
勝率でいったら2割5分でしょうか。
ヒーローインタビューで佐藤龍世選手が終わりよければすべてよしと言っていたので、そういうことにしておくしこの2連戦の勝ちで9敗もほんの少しだけ霞んだ気がします。
帰って改めて今年を振り返ったムービーをみました。
なんだかよくわからない感動が込み上げて泣けましたが、これ中村剛也さんが引退するなんて日にはわたしはどうなるんだろうかと、そっちが心配になります。
去年、わたしの野球熱が戻る前にハムに移籍してしまっていた選手の引退試合も応援したことないくせに勝手にボロボロ泣きましたが、今年の3つの引退試合はそれ以上のものがありました。
なのに最推しである中村剛也さんが…と考えると震えますが、いったいわたしはなに目線でライオンズを応援しているのか。
しかしまぁそんなことを心配しても仕方ないし、悔しいだけじゃなくていいプレーもいい試合もたくさんありました。
来年も勝手に応援します。楽しみ