ゼロから始める経営学 Vol.54 | 未熟者の独り言。。。

未熟者の独り言。。。

2021年4月に再開しました。

こんばんわ。。。

今回の経営学は次の通りです。

〔Part2 マネジメントの方法〕

〔第7章 マネジメントの組織〕

・今日のところ、連邦分権組織に勝る組織構造はない。この組織はきわめて明快かつ経済的である。事業部門それぞれの人間が、自らや自らの属する事業部門の課題を容易に理解できる。最大の利点は、明日を担うマネジャーの育成である。

・事業部門は、本社のトップマネジメントから独立した自治的な存在でなければならない。本社のトップマネジメントが本来の仕事にできるようにすることが、自立した事業部門のマネジメントの責任である。

・疑似分権組織は、事業でないものを事業であるかのように組織する。分権化した組織に可能なかぎり自治権を与え、独自のマネジメントを持たせ、少なくとも疑似的な損益について責任を持たせる。

・疑似分権組織は、多くの点で不満足な組織構造である。そもそも成果に合わせることが困難である。組織のなかの人間一人ひとりが、自らの仕事の意味を理解することも困難である。組織全体の仕事を理解することも困難である。

・疑似分権組織は、経済性、コミュニケーション、意思決定についても好ましくない組織構造である。

・システム型組織は、チーム型組織を発展させたものである。チーム型組織では構成単位は個人だが、システム型組織では多種多様な組織と個人である。

・システム型組織ほど条件の厳しい組織構造はない。システム型組織は、組織構造として望ましいものとはいえない。適用は困難である。しかし、これもまた重要な組織構造である。

(参考)〔エッセンシャル版〕 マネジメント 基本と原則 P.F.ドラッカー著 上田惇生編訳

 

 

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