赴任先での物件選びは

時間との勝負なことが多かったです。



まずは夫婦で、もしくは家族での

希望の条件を出し合うところから。



大勢の駐妻同士のお付き合いを

できるだけ避けたいと思っていたころは、

日本人の多いタワマン系を

候補から外すこともありました。



急いで決めなくてはいけないし、

実際に住んでみないと

わからないことも多いです。



けれど、物件選びにも、

その家族の価値観やセンスが

反映されている部分もあります。







ある物件は、とても便利な場所だけれど、

かなり古くて、でも頑丈なつくりで、 

見た目も非常に地味な戸数の少ない

低層物件でした。



そこにも日本人は多かったのですが、

皆さん、自分のペースを大切にしているタイプの

奥さんたちでした。

そこを選んだ理由も、 

みんな似ていました。



当時からつかず離れずで、

親子でとても良いお付き合いができました。

困ったことがあると、お互いにすぐに駆けつけて、

本当にありがたい環境でした。



今も仲良くしている友達もいて、

先日、親子で遊びに来てくれました。

同じアパートに住んでいた頃の

懐かしい話で盛り上がりました。



当時は、

そこまで深く考えていたわけではありません。

ただ、そこでの暮らしは

私たち家族にも、友人家族にとっても、

とても合っていたように思います。