青梅雨 (新潮文庫)/永井 竜男
¥460
Amazon.co.jp


私が一番好きな小説は永井龍男の「青梅雨」です。


借金に苦しんだ一家が心中する直前のおはなし。


死を前にして、いらないものが無くなって、家族が穏やかにいたわりあう、という話の奥に、

生きることが祈りのような、祈りを必要としない、人間の生き方の原点のようなものを私は感じました。


熊野ネタを引きずりますが、この小説で感じたものを私は熊野で感じたんだと思います。


この小説の家族には「死」も流れのひとつとして特別なものではなくなっています。


アイヌや縄文の人達は、死を特別なものとして、埋葬?葬儀?をとても大事にしていたみたいなんだけど

青梅雨にものすごく共感を覚えた私としては、そこらへんが???と思えてしまいます。


死だって自然の流れの一部なのに。


私はそんな大げさなな埋葬なんてしてもらわなくてもいいけど。


私はおじいちゃんの葬儀で、遺体が火葬場の炉の中に入っていくのを見るのがいやだったのね。


あんな機械の中で燃やされると思うのがとてもいやだった。


私は、出来るのなら、自分が死んだら森の中に置いて欲しいと思うんだけど。


微生物に分解されて、自然に帰っていけるなんてとても幸せなことだと思います(見つけた人は怖いだろうけど笑)


話が逸れましたが「青梅雨」、短くて易しい文章で深い、

人間の根底の部分が見られる本だと思っていて、私の原点だと思っています。



コスメのことや日々のこと




前回の記事の本を読んでから、アイヌのことについて本を読んだりネットで調べたりしています。


私が熊野で感じた、すべてのものに神様を感じる信仰って、

日々自然から生きる糧をもらう狩猟採集民族には当たり前の考え方のようで、

アイヌにも見つけることが出来ました。


アイヌには、小熊をさらってきて可愛がって育て、育てている内に情も移る。情も移りきった頃にその熊を殺してみんなで肉を食べる。殺すのは熊を育てていた人、っていう儀式があるそうです。


これってすごいことだと思う。


命をいただくってこういうことなんですよね。


私は自分で殺さないから体に染み込んでない。

でも野菜だって生きてるものなんだけど。


なんだか色々自分を振り返ってしまいました。








コスメのことや日々のこと-iwa



私は旅行が好きで、よく車に乗って出かけたりするんだけど、

今までいった中でだんとつに好きなのが熊野です。


本当に大好き。


一度目に行ったときに感激して、2度目行った時にさらに大好きになりました。


で、どうしてこんなに好きなのか、行く度に感動するのか自分でも不思議に思って

色々自分を掘り起こして考えてみました。


そうしてわかったのは、熊野には近所の神社もまあ、そうなんだけど、

自然を大事にして、そこに神様を見ていた昔の日本人の素朴な信仰が

(私はそれが日本人の信仰のルーツだと感じたんだけど)そのままの姿で残っている。


そこに人と自然との関わり方、つながりを見ることが出来るんですね。


それにすごく感動するんだと思う。



私は小さいころの遊び場が神社だった神社っ子です。


なので神社ってものが大好き。


なんだけど常々古事記とか日本書紀とかの神道のベースに疑問を感じていて

それが熊野にいって確信に変わりました。


だって近所の神社に行って「伊弉册尊、事解男神、速玉男神さま」とお参りはしないもん。


多分きっと近所のおじいじゃんとかおばあちゃん達も全員「この土地の神様」として

お参りしてるはずだし、私も子供のころから今までそう思ってる。


記紀は面白い読み物だけど、とっても政治的なお話で、

やっぱり人の信仰よりちょっとあっちの方向の話だと思いました。


熊野には、滝とか石とか自然を大事にし、そこに神様を見て、

それは人にとても近いところにいる神様で、そこに日々生きることが祈ることだったような

「草が草であることを知らないように」生きていた素朴な人達をリアルに感じることが出来ます。


そして私にも確実にその血は流れていることを感じて、自分のルーツを見たような気持ちになります。


神仏分離あたりの時代をよく生き延びてくれたな、となんだかじーんとしてしまいました。

(実際にはそれでも沢山壊されたそうですが。)



さてさて、ここで一つ疑問に思ったのです。


「なぜ熊野なのか?」


自然なら私の住んでいるところにだってそれこそ山のようにあります。


でも熊野のように滝を奉ったり、石を奉ったりっていうのはあんまりない。


いろんな伝承は出来上がったりしてるけど、滝は滝としてそこにあるし、石はすごい石でしかないのね。


山がご神体、みたいなのは割とあるんだけど・・・。


熊野の信仰って人ととても近くて、神様が人と同系列で存在してるのね

(っていうか時間とかも含めすべてが神様っていうか)

特別なものじゃないっていうこの感覚がない。


私達の近所の神社にちょっと寄ってお参りしたりする習慣は、

基本的に熊野の信仰の感じと同じものだと思うのに

なぜ(私が行ったことのある場所では)熊野以外で感じられないのか。

熊野で感じた感動から、自然がある所では人と自然は

ああいう関わり方が出来上がって行くのが普通なのかと思って、

色んな日本絶景ポイント(基本的に自然好きなのでニコ)に行ったりしたんだけど、どうもそうじゃない。


なんでなのか不思議に思っていたところにこんな本を読みました。



「森の思想」が人類を救う―二十一世紀における日本文明の役割/梅原 猛

¥1,377
Amazon.co.jp

この本によると、人類の歴史の99%は狩猟採集の時代で、それは縄文時代だったそう。


そこへ稲作農耕文化を持った弥生人が大陸から日本にやってくる。


弥生人に追いやられた縄文人達は近畿の一部(熊野)と東北、沖縄、北海道あたりに散らばっていったそう。


その縄文人の宗教が「自然信仰」だったそう

(さらに「循環」っていう思想もとても大事にされていたそうなんだけど、

私にはまだピンと来ないので割愛)。


読んでてこの本に書いてあることが

もうあまりにも 「これだよこれ!」って感じでもう静かな興奮状態に。


なるほどだから熊野なのか、と深く納得するとともに、

このタイミングでこの本を読むってなんなのこれって感じでした。


運命?ご縁?言葉にするとアレですがそんなものを感じてしまいました。




というわけで今は北海道や沖縄行ってみたくてしょうがない。



同じように感じられるのかな。






コスメのことや日々のこと-ki







コスメのことや日々のこと










コスメのことや日々のこと-sakura




コスメのことや日々のこと-ise


コスメのことや日々のこと





宮尾登美子の「序の舞」。


普通の文庫の2倍以上の厚さなんですが、それを感じさせない

面白さ。一気に終わりまで読んでしまいました。


美人画で有名な鑑定団なんかにもよく出てくる上村松園をモデルにした伝記小説。

女性の伝記小説って好きで、よく読むんですが、三浦環やこの人のように、

何かに「これしかない!」っていう打ち込み方をする人の伝記ってすごく面白い。

男性でももちろん面白いんですが、女性の場合は同じ視点で見られるので

女性が主人公の小説を選ぶことが多くなります。



同じ宮尾登美子の小説でも「天璋院篤姫」はそんなに面白く感じなかったのは

(あくまでも私は、ですが)将軍あっての篤姫と、自分の力でのし上がったこの主人公の

違いなのか?



「天才」と呼ばれる人の特徴って好きって気持ちと集中力で、それがあれば他は全部後からついてくる

ものなんだなと考察したりしてみた一冊でした。




コスメのことや日々のこと



コスメのことや日々のこと



私の肌はオイル物を使うとなぜか不安定になってしまいます。
続けて使うとにきびも出来るし、なんかこう、肌の奥にむずむず感が・・・。

でもどの本を見ても肌にふた=油分は必要!って書いておあるし、
今まで何度と無くチャレンジしてきたんですが、
これ!っていうものが無く美容液などでお茶を濁してきたわけですが、
つい先日教えていただいたこの「バイオイル」
これはなんと大丈夫だったのでした。

このオイルを教えてくださったかたはすごくキレイな肌をしてらっしゃる方なんんですが、
バイオイルを使い始めてから急に肌をほめられることが多くなったそうです。
こんなに化粧品で(周りから)反応があったのは初めて、とのこと。

これは買うしかないでしょう。

私は上の理由からしっかりとオイル物を使ったことがないので、他と比べることが
出来ないんですが、私の苦手なオイル物なのに肌が不安定にならない。
これは素晴らしい。これを使ってから肌が安定しました。


私の肌はどんな肌診断に行っても必ず薄い、と言われる肌で、
肌が薄いと、肌内部の水分が蒸発しやすく水分を留めておけず、
乾燥してしまうのだそうです。

例に漏れず私も頑固な乾燥肌。
常に乾燥と戦ってきたのでした。

今年の夏はこれで乗り越えられたのですが、
かなりさらっとしたオイルなので、冬を乗り越えられるかは少し不安もあります。

が、取り合えず使えるオイルが出来たというのはとても心強いです。


コスメのことや日々のこと


コスメのことや日々のこと


ギリシャの海運王アリストテレス・オナシスのノンフィクション小説。

この本を読むと、お金ってあれば幸せになれるってもんじゃ無いんだなって

当たり前の事をリアルに実感できました。。


事業の心配から、常に鼻血に悩まされる生活なんて絶対いや。


お金って無いよりはあったほうがいいけど、手に入れると「失う恐怖」っていうものが

ついて回るんだなってしみじみと考え込みました。


そしてこれはお金以外にも言えること。


この本を読んだのは大分前なので、この本の影響という訳ではないのですが、

近頃、もっとシンプルに生活出来るんじゃないかな、と今の環境を

見直しているところです。

とにかく、化粧品や本、服など使わないのに取ってあったものなどを

どんどん処分しています。


大事なものが増えるのは、その瞬間は楽しくても、なんだか物に縛られているような気がして。

これはあくまで私の考えで、私が目指しているところの話なんですが、


厳選したお気に入りのものたちに囲まれて、でもそのお気に入りもいつでも手放せる覚悟で

暮らすっていうのが理想です。


それでもコスメと本は中々捨てられないんですけどねしずく

(むしろ増えてる?)







コスメのことや日々のこと


少し前にディフューザーを購入。
結構活躍しています。

こぽこぽという音と明かり、水蒸気に癒されてます。


好きなのはローズマリーやラベンダー。
柑橘系は少し苦手です。

よく行くリフレクソロジーのお店の方によると、
好きな香りって自然と今必要な効果のものだったりするそうです。
逆に必要無いときにはその匂いがしなかったりすることもあるそう。

からだって上手く出来てるなーって思います。





コスメのことや日々のこと


以前記事にした↑のRMKのアイシャドウの

一番左のグリーンが最近のお気に入りです。


これ結構いろんなところで使えてすごくいい。

単品ではそれ程発色せず、ラメ感やパール感、

色味をやわらかくしたい時なんかに重ねて使うよう。




コスメのことや日々のこと


こんなブラウンのメイクの時も使えたり

コスメのことや日々のこと


このピンクにも使っています。

私は目じり(とたまに目頭)に濃い色を持ってきて

真ん中を光らせる、というメイクをすることが多いのですが

真ん中のハイライト用に使うといい感じ。

白を使うよりも偏光っぽさが出て光が強調されます

(まあびみょ~うな差なんですが笑)。


RMKはどれも可愛くて好みの色ばかりなので

その内全色揃っていそうで自分が怖いです。