保護猫活動をしていると、よく
「勘違いしていない?」
と言いたくなることに遭遇する。
確かに、猫を助けたくてやっている人もいるけど、そうじゃない人もいる。
好きだからじゃやれないのが現実。
TNRをして、思いがけず妊娠していて中絶された子猫の重み。
苦労してTNRした猫がすぐに、手術とは関係なく事故で死んだ時。
ものすごく後悔をするし、無力感に苛まれる。
それでも少しでも、と動くけど、それを無意識に利用してくる人もいる。
やってもらって当然だと話をしてくる人。
野良猫がいると通報してくる人。
そして、私達の事には全く考えがない。
私達だって、仕事もあるし、生活もあるし、あくまでもボランティア。
仕事としてやっているわけでは無いし、休みの日に調整をしながら動いている。
なのに、どうして早くやってくれないの!?と言われると、ゲンナリする。
捕獲器を貸すので、とやり方や捕獲までの準備を説明すると、そんな暇はないとか、やれないとか言い始めるし、いざ実費分を請求すると、お金を取るの?と言われる、
交通費も掛かってるし、本当であれば、日当を貰いたいくらい。
一回でパパっと済むなら、苦労はしない。
警戒心もあるし、他にも捕まえる猫がいたら!恐怖心を植え付けないようにしないといけない。
子猫とかがいたら、尚のこと。
一気に捕まえて保護するのとは訳が違う。既往歴や状態も知らないから、別に怪我の処置などが必要な場合もある。
どうか、保護猫活動をしている人達を、好きでやってるんだからという目で見ないで欲しい。