ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、東京都墨田区押上の『スギモト本店 東京スカイツリー・ソラマチ店』です。
最寄駅は、都営地下鉄浅草線、京成電鉄押上線、東武スカイツリーライン、東京メトロ半蔵門線の『押上』。
駅の真上にある『東京ソラマチ』の6階にあります。
1900(明治33)年創業の名古屋の『杉本食肉産業』直営の肉料理店で、ソラマチ店のオープンは2012(平成24)年。
11時開店と同時に入店。まだ空いていますが、この後すぐに満席になり、その半分くらいは海外の方でした。かつて名古屋の松坂屋にあった系列店の『キッチンスギモト』でビーフカツを頂き、とても美味しかったので期待大です。
すき焼き、しゃぶしゃぶ、ローストビーフなどなど場所柄もあり結構なお値段です。
ビーフカツは『牛カツ御膳』としてメニューアップされています。『復活商品』と記されています通り、2年ほど前に一度メニューアウトしています。通常は税込2580円ですがランチタイムには同2200円の特別価格で提供されています。
価格が変動していることもあります。
『牛カツ御膳』・・・茶碗蒸し、味噌汁、お新香、ご飯が付いています。
牛カツというネーミングに一抹の不安がありましたが、どうも悪い予感は当たってしまったようです。
名古屋の『キッチンスギモト』で頂いたビーフカツとはビジュアルが全く違います。
部位は分かりませんが、赤身の肉130g程度がミディアムレアに揚げられています。一瞬大丈夫かもしれないと思いました。
タレは3種類。右からぽん酢、ゴマダレ、醤油。
山葵も付いています。再び不安が押し寄せます。山葵醤油で頂く牛カツで美味しいものに遭遇したことは殆どありません。
一切れ目は、何もつけず頂いてみます。悪い予感が的中。硬い!メニューには『黒毛和牛』と書かれてありましたが、どこの国の黒毛和牛なのでしょう?硬いだけでなく、肉は滋味に欠け、お世辞にも美味しいとは言えません。
二切れ目はポン酢で。小葱の浮いたポン酢自体は悪くないのですが、なにせ肉が・・・・・。
三切れ目はゴマダレで。これはビーフカツには合いません・・・個人的な感想ですが。
スギモト特製のミックススパイスでもお試しくださいとのこと。根が素直なので仰せに従います。
塩胡椒がベースのスパイス。確かに揚げ物には合いますが、肉が柔らかくなるわけではありません・・・当たり前ですが。
ここで必殺マイデミグラスソースの登場。市販のデミグラスソースに若干の手を加えただけですが。
店の方に、『何やってんだこいつは』というような目で見られてしまいました。でも気にしません。Go my own way!
いつもですと『これだよ、これ!』などと叫びそうになるのですが、今回は出ません。なにせ肉が・・・・・。
ちょっと違う部位も混じっています。さらに筋っぽくて硬そうに見えます。
やはり筋が強く噛み応え(?)があります。
キャベツには和風のドレッシングが掛かっています・・・これはとても美味です。
米質が良く炊き上がりの良いご飯。このご飯で美味しいビーフカツを頂きたかったです。
茶碗蒸し。大好きですが、これにお金をかけるのであれば、もう少しグレードの高い肉にして欲しいです。
滑らかな蒸しあがりで出汁も秀逸。とても美味しい茶わん蒸しです。
鶏肉も入っています。個人的には海老の方が嬉しいのですが、ここは文句は言いません。
茶わん蒸しの出汁が良いのですから味噌汁が美味しくない訳はありません。上手く表現できませんが、何となく名古屋テイストです。
これは無理。残しました。
不本意なランチではありましたが、顎の筋トレをやったと前向きに考えます。
でも今回は
ご馳走様は言いません。
東京都墨田区押上1-1-2
東京ソラマチ6階
03-5809-7155
11:0-23:00
年中無休
次回は、本日15時に他人の迷惑を顧みず私の好きな曲をご紹介するMUSIC編。Tal Bachmanの『She's So High』です。