ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、オンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などを画像1枚でご紹介します。
今日は、東京都杉並区荻窪の『西郊ロッヂング』です。1916(大正5)年に現在の文京区本郷で創業した下宿屋が、1923(大正12)年に発生した関東大震災を契機に、1931(昭和6)年に荻窪に本館(画像の左奥に少しだけ見えます)を新築して『西郊ロッヂング』を開きました。1938(昭和13)年には画像の新館を増築しました。本館、新館ともに当時は珍しかった全室洋間の高級下宿だったそうです。
1948(昭和23)年に本館を旅館『西郊』に転業し、新館は従業員宿舎として使われていました。2001(平成13)年に新館が改築され、賃貸アパートに生まれ変りました。本館は、現在でも旅館として営業しています。
2024年2月
次回は、明日4月26日(金)にスピンオフ編。ビーフカツからも他の食べ物からも離れ、東京都墨田区東向島の『東武博物館』をテーマにします。