ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、オンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景などを画像1枚でご紹介します。
今日は、香港の『昔日のアバディーン』です。1967(昭和42)年に東南アジアを2か月旅をした時に撮影した写真です。アバディーンは香港島の裏側に位置し、香港仔とも呼ばれる漁港で、海上に浮かぶフローティングレストランが有名でした。正面に見えるのが日本人観光客にも人気だったフローティングレストランの『珍寶(ジャンボキングダム)』ですが、2020年にコロナ禍による客足減などから閉店しています。
アバディーンは現在では高層マンションが林立する近代的な街並みになっていますが、当時はひなびた漁港で、岸辺には観光客向けの土産物屋が並び、海上には蛋民と呼ばれる水上生活者のサンパンがたむろしていました。蛋民の多くは、フローティングレストランへの観光客の送迎を生業にしていました。
1967年12月
次回は、明日10月11日(水)、ビーフカツに戻ります。東京都港区六本木の『Gralic』です。