スピンオフ編~東京都港区港南・無機と温もりが混在する新駅『高輪ゲートウェイ駅』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。

 

今日は

東京都港区港南の

『高輪ゲートウェイ駅』です。

 

2020(令和2)年3月に新設された

JR山手線と京浜東北線の駅です。

 

山手線では

1971(昭和46)年に開業した

西日暮里駅以来49年ぶり

京浜東北線では

2000(平成12)年に開業した

さいたま新都心駅以来20年ぶりの新駅です。

 

現段階では暫定的な開業

駅及びその周辺の開発整備が進められ

2024(令和6)年度に

本格開業する予定になっています。

 

駅へのアプローチは

本格開業後は増えるのでしょうが

現在はこの階段とエスカレータ

そして隣接するエレベータだけです。

 

エスカレータを降りると

右奥に改札口が見えますが

いまだ遮蔽物が多く

全体像を望むことはできません。

 

ホームの屋根は

独特なフォルムのデザインで

斬新さを感じます。

 

自動改札機は他の駅と同じで

面白味はありません。

 

駅構内に入ると直ぐ左側に

コンビニとスターバックスがあります。

 

気になったのは1階のコンビニ

完全な無人販売になっています。

 

こちらのゲートから

販売コーナーに入ります。

 

菓子などがずらりと並び

普通のコンビニとあまり変わりはありません。

 

支払いはキャッシュレス

店員さんは一人もいません。

 

無人コンビニの前には

構内案内のマシン

外国語にも対応しています。

 

無機質なコンビニや

インフォメーションマシンとは裏腹に

高い天井のコンコースは

温かみを感じるデザインになっています。

 

一角には子供の遊び場があります

でも駅にこれ必要なのでしょうか?

 

誰でも弾くことができる

ステーションピアノもあります。

 

この男性はとても上手でしたが

朝の通勤時に下手なピアノを聞かされたら

先を急ぐ乗客はイラつくでしょうね。

 

なんとなく温かみを感じる要素が

ここにありました。

 

特殊加工された木材の柱

これまでの駅には見られなかった手法です。

 

床も同様の加工になっています。

 

実はこの駅

『根津美術館』や『国立競技場』などを設計した

隈研吾氏によるデザインで

『和』がコンセプトになっています。

 

大屋根は折り紙をモチーフにしたもので

ガラス繊維にフッ素樹脂をコーティングした

和紙のように見える膜材が使用されています。

 

階段もホームの床にも

木目調のタイルが使われ

駅舎全体で木を感じる

温かみのある設計になっています。

 

ホームに置かれたベンチも木製です。

 

ホームにはキオスクはなく

飲料の自販機があるだけです

・・・このあたりは無機質です。

 

ホームの先端からは

隣の品川駅のホームが見えます。

 

駅間の距離は

約900mとされていますが

ホームの先端だけで見ると

500mもないのではと思われます。

 

本格開業まで約1年

工事用の壁が外れ

この駅名表示が鮮明にみえる日を

楽しみにしています。

 

高輪ゲートウェイ駅

東京都港区港南2-1-220

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都中央区銀座です。