ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。
今日は
東京都荒川区南千住の
『リバーハープコートの仲間たち』です。
URの賃貸住宅
『リバーハープコート南千住』の敷地内に
2005(平成17)年から展示されている
11体の作品群で
制作者は女優でアーティストの城戸真亜子さんです。
単体のパブリックアートについては
『街角アート編』でご紹介していますが
今回は作品群という観点から
『スピンオフ編』で取り上げました。
最寄駅は
JR常磐線、地下鉄日比谷線
つくばエクスプレス線の『南千住』。
駅から徒歩10分
再開発が進んだ汐入地区の一画に
『リバーハープコート南千住』があります。
橋場橋の信号を南に向かうと
20mほど先の左側にある2号棟の脇に
オブジェのようなものが見えます。
『リバーハープ』
~リバーハープとその仲間たちは
いつも笑顔で
隅田川の流れのようなメロディーを
ハープで奏でています~
蛇のようにも見えますが
キャプションから判断すると
竪琴なのでしょうか?
『四分休符』
~通りすがりのおばちゃんも
ほほえむ休符です~
『指揮者のオブジェ』
~町の真ん中で指揮をとるコンダクター~
指揮者を務めている子は
入口のオブジェにもいましたが
何という名前なのでしょう?
『ギター』
~木陰にちょこんとたたずむギターは
ぼくのとっておきの読書をする場所~
この作品はベンチも兼ね
座ることもできるようです。
パブリックアートの常ですが
やはり汚れが気になります。
『波しぶき3兄弟』
~波しぶきの3兄弟も
木陰の茂みでたわむれています~
ここでは
蛇のようなパターンが
波しぶきになっています。
『十六分音符』
~ちょこんと佇む音符は
僕たちの待ち合わせのサインです~
『魚と水のダンス』
~賑やかな音楽に
魚たちもダンスを踊りだしました~
11作品の中で
最も大きく最も躍動的なものです。
『ト音記号』
~大波小波は楽器の曲線美をつくりだします
渦巻く水はト音記号~
蛇のようなパターンは
ここでも波を表しているようです。
『ヒソヒソラッパ』
~小さな声でも聞こえるよ
向かい合わせでそっちとこっち
学校帰りのみちくさ~
らっぱの吹き口から話すと
もう一方にいる人と会話できるそうです。
試したかったのですが一人だったために無理
遊んでいた子どもさんに
相手をお願いしようと思いましたが
不審者として警察に通報されると面倒なので
残念ながら断念しました。
帰宅後
家人に今度一緒に行こうと誘いましたら
即答で断られました。
『積み木のピアノ』
~ピアノの豊かな音色は
絵具で満たされたパレットに似ています
静かな木陰でおままごと~
表裏、側面に
数字が散りばめられていますが
4と9がありません。
城戸さん
『死』と『苦』が縁起悪いとして
外したのでしょうか?
『ハーピー』
~いってらっしゃい!
おかえりなさい!
また会っちゃったね!
躍動感のある表情に思わず心が和みます~
この子の名前は『ハーピー』だったのですね。
各作品に対する
城戸さんのキャプションを太字で添えましたが
作品群全体に対するコメントは次の通りです。
~この子たちは、音の妖精です
サラ、サラ、サララと流れる川の音や
チャプ、チャプ、チャプンと
岸にあたる波の音
ソヨ、ソヨ、ソヨヨと揺れる木の葉の音
静かな午後には
耳を澄ましてみてください
目をこらしてみてください
川の波間や
梢の狭間から
小さな音の妖精達が
繰りだしてくるかもしれません~
リバーハープコートの仲間たち
東京都荒川区南千住3丁目
リバーハープコート南千住敷地内
※住民以外も立入ることができます。
次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都港区麻布台です。