ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、長崎県長崎市の『勝鹿』です。
最寄駅は、路面電車長崎電気軌道の『新地中華街』。電停から徒歩5分、中華街を抜け、『唐人屋敷跡』入口近くにあるとんかつ店です。
2017(平成29)年にオープンし、市内に何か所かの系列店があります。
ランチタイムには行列のできる人気店ですが、13時過ぎに行ったため待たずに入れました。
午前中に歩き回り、喉が渇いたのでビールを1本。スーパードライ中瓶が税込600円。
価格が変動していることもあります。
注文は、もちろんビーフカツ。店では『牛かつ』となっています。並、中、大とあり肉の量の違いとのことですので並にしました。実はもう一品追加したかったもので・・・。
追加したかったのは、長崎名物の豚の角煮を揚げた『角煮かつ』。
なんだかんだで結構豪勢なランチになりました。『牛かつ(並)』は、サラダ、味噌汁、お新香がついて税込1580円。追加の『角煮かつ』は、1個同480円。
網にのっているのが『牛かつ』、その隣にあるのが『角煮かつ』です。
赤身100g程度がレアに揚げられています。
一口大にカットされていますのでビールのつまみにも最適です。
胡麻が入った店お薦めの特製だれ。ビーフカツに合うかちょっと不安があります。
それでは実食。まずは店お薦めの特製だれで。胡麻の香りが豊かな甘酸っぱい味で、ビーフカツに合います。肉は柔らかくジューシー、とても美味です。
次は塩で。悪くはありませんが、特製だれの方が合います。
デミグラスソースはないとのことでしたので、ソースを頂きました。中濃ソースのような感じですが、東京のものよりやや甘目。これもビーフカツに合います。
ここでビーフカツを一休みし、『角煮かつ』に移ります。
甘辛く炊いた角煮ですので、ソースではなく玉葱を擦りおろしたジュレのようなもので頂くのがお薦めとのこと。
たっぷりとのせて頂きました。玉葱に薄く塩胡椒を施したような味で『角煮かつ』との相性は抜群です。甘辛くとろけるような角煮、サクサクした衣、玉葱香るジュレが三位一体となってこれまで経験したことのない味を生み出しています。これは美味い!
次は練り辛子で。角煮に辛子が合うのは当然で、『角煮かつ』にも合います。でも、私には玉葱ジュレの方がより美味しかったです。
再びビーフカツに戻ります。玉葱ジュレで頂きました。『角煮かつ』は合いますが、ビーフカツには合わないようです・・・個人的な感想です。
大葉で包んで特製だれ・・・大葉の香りがビーフカツにマッチします。
クレソンと塩で・・・さっぱりとして美味。
ソースと練り辛子で・・・やはりビーフカツに練り辛子は不要です。
キャベツの千切りには、酸味控え目でやや甘目のドレッシングが掛かっています。とてもいい味です。
漬物かなと思っていましたらラぺのようなものでした。甘さ控えめで人参本来の甘みを楽しめる逸品です。もう少し欲しかったです。
九州の味噌汁は、概して甘目。出汁は良いのですが味噌の甘さに一抹の違和感を感じます。
良質の米です。硬めの炊き上がりも私の好み。ビールを飲んでいたので少な目にして頂きました。
思いかけずに出会ったビーフカツと豚角煮かつの饗宴。とても充実したランチになりました。
ご馳走様でした。
長崎県長崎市籠町5-25
095-825-0188
11:30-15:00 17:00-21:00
不定休
次回は、本日15:00に『街角アート編』。埼玉県春日部市の『連』です。