ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。
今日は、兵庫県神戸市中央区の『Bistrot E'nry.(ビストロアンリ―)』です。ここ2か月ほどビフ活を休止していたため回顧録が続きましたが、先日関西を10泊で旅をし思う存分ビフ活を楽しんできましたので順次ブログアップします。第1弾は、今回の旅で最も衝撃的だったビフカツをご紹介します。
最寄駅は、阪急電鉄の『神戸三宮』、JR神戸線、市営地下鉄の『三宮』。
駅から徒歩1分、神戸で有名な『イスズベーカリー』が1階に見えます。
このビルの6階にある人気のフレンチレストランです。神戸在住のブロガーさん達の記事を拝見し、以前からお伺いしたかった店です。神戸には数えきれないほど来ているのですが、どうしても違う方向に走ってしまい未訪問になっていました。
今回は必ずお伺いすることとし、先月お店のウエブサイトから予約しようとしたところ、なんと水回りのトラブルがあり休業とのこと。路頭に迷い、失礼とは思いましたがまだ~むのブログのコメント欄を経由し問い合わせしましたところ、11月10日より再開とのことで、私の神戸ツアーに間に合いましたので予約させて頂きました。
白を基調にした素敵な店内、華美さがなくとてもセンスの良い造りです。
まだ~むのブログでご夫妻がE.YAZAWAの大ファンであることは存じ上げていましたが、壁にさりげなく関連グッズが飾られています。
この日頂いたのは、魚料理と肉料理がダブルメインの『お薦めのランチコース』、税込3500円。
価格が変動していることもあります。
飲み物は、フランスのスパークリングワイン『Opera』。辛口でとてもさわやかです。
アミューズは、コリンキーのスライスが載せられたカボチャのムース。カボチャの味が濃厚でとても美味。
オードブルは、炙った鮪のカルパッチョ仕立て。一口口にしただけで、この店の料理に間違いないことが分かりました。
魚料理は、まとう鯛のソテーと舌平目のムニエル。魚はもちろんのこと、白ワインソースが抜群の美味しさです。
そして肉料理が登場。大袈裟ではなく飛び上がるほど吃驚しました。なななななななんとビフカツ!通常メニューにはないそうですが、私のために特別にご用意してくださいました。
極上のフィレ100g程度がシュニッツェルに・・・ビジュアルだけで絶品であることが分かります。
衣は、シュニッツェルにありがちな油っぽさが全くありません。これほどまで完璧なシュニッツェルを日本で見たことは殆どありません。
苦みの強いデミグラスソースは、天才シェフの成せる技です。絶品のビフカツをさらに引き立てます。
美しい色の衣と断面、見とれてしまいます。
柔らかく滋味に富んだ肉。この厚さのシュニッツェルで芯まで温かくできると言うことが信じられません・・・炒め焼きする前に低温調理されているのでしょうか?私のような素人がああだこうだいうことが許されないレベルのビフカツ、とにかく美味いの一言に尽きます。
しめじのソテーもいいバイプレイヤーを演じています。
食後にはコーヒーとチョコレートケーキ。コーヒーもデザートも音痴なので上手く表現できませんが、とても美味しかったです。
これまで何度も『洋食の朝日』、『グリル一平』、『グリル末松』を『日本の三大ビフカツ』と書いてきましたが、それをあっさりと超えてしまいました・・・『三大ビフカツ』はそのままですが、『Bistrot E'nry.』のビフカツは『ビフカツ界のチョモランマ』と名付けたいくらいです。このクオリティのビフカツであれば、単品で3500円でも安過ぎると思います。
ご馳走様でした
そしてご配慮有難うございました。
兵庫県神戸市中央区北長狭通2-1-11玉広第2ビル6階
078-331ー7779
11:30-15:00 18:00-22:00
水曜日休み
次回は、本日15:00に『街角アート編』。今回は、東京都新宿区西新宿の『アダムとエヴァ(ジュンカンムタン)』です。