番外編~中国天津市・アメリカから逆輸入『李先生牛肉面』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国天津市の麺処『李先生牛肉面』です。

 

 

天津は

首都北京に隣接し

都市部の人口は506万人

 

古くから北京の外港として栄え

19世紀後半から20世紀前半の

建物が多く残っています

 

市随一の繁華街『濱江道』にも

欧風のレトロなビルが軒を連ね

夜には美しくライトアップされています

 

 

『李先生牛肉面』は

そんな濱江道に面した

牛肉麺のチェーン店です

 

 

入るのを躊躇ってしまう

古めかしいビルのエントランス

でも勇気を振り絞って突入

 

 

中に入ると

看板の下を見て

別の意味で躊躇します

 

『員工通道』

何!従業員用通路

表に看板出てたじゃない!

 

 

ともあれ

何とか無事に

店内にたどり着きました

 

バーガーショップのような

アメリカンな店内です

それもその筈・・・

 

 

こちらが店のロゴ

李先生って

どんな方なのでしょう?

 

 

この方が

創始者の『李北祺』氏

1938年生まれ2008年逝去

 

1970年にアメリカに渡り

1972年にカリフォルニア州で

『加州牛肉面大王』を開店しました

 

1987年には

中国での一店舗目を

北京市に開店

 

その後

中国全土で着実に店舗を広げ

現在では400店以上があります

 

2008年に

『李先生牛肉面大王』に

名称を変更しました

 

しかし

『李先生牛肉面大王』、『李先生牛肉面』

『加州牛肉面大王』がいまだ混在しています

 

『北京李先生加州牛肉面大王有限公司』

この会社が正統派を名乗り

『李先生牛肉面大王』の店名で展開しています

 

しかし

『李先生牛肉面』とは

ロゴのフォントが少し違います

 

どうなっているのか

興味はありますが

真相はわかりません

 

 

どの店もほぼ同じシステムで

カウンターで注文し

代金を支払います

 

天津の店では

店員さんがテーブルに

料理を運んでくれます

 

 

飲み物やサイドディッシュがついて

ディスカウトになる

セットメニューもあります

 

 

嬉しいことに

この手の店には珍しく

ビールがあるんです

 

青島ビールの大瓶

よく冷えています

8元(約140元)

 

価格が変動していることもあります

 

 

まずはこの店の看板メニュー

『牛肉面』

20元(約340円)

 

李先生が

アメリカ人向けにアレンジした麺で

中国に輸入されたものです

 

スープは

濃そうに見えますが

意外とあっさり味です

 

麺はストレート中太

かん水が使われていないので

細いうどんのような感じです

 

日本的な味ではないので

好き嫌いははっきりすると思います

・・・私は好きですが

 

 

『香辣牛肉面』

辛いバージョンの牛肉麺

26元(約440)円

 

しびれるような辛さですが

癖になりそうです

これも美味い

 

 

『香菇鶏块面』

椎茸と鶏肉の麺です

16元(約270円)

 

平打ちの麺で

きしめんのような食感

つるんとしたのど越しです

 

椎茸の香りが

スープに程よく移り

とても美味です

 

 

そこそこのお値段で

特級の味とは言えませんが

気軽に入れるいい店です

 

次回は、本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都墨田区東向島です