ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は番外編、ビーフカツからは離れます。テーマは、中国遼寧省大連市の食堂『百食粥坊』です。
大連市は
遼寧省第二の都市
都市部人口３２５万人
中国各地とを結ぶ
ＣＲＨ（中国新幹線）の発着は
『大連北站（駅）』
コンコースには
小さなブースが立ち並び
土産物や日用品が売られています
２階には主に飲食店が入っていますが
『遠洋物語』という
日本の食品だけを扱うスーパーもあります
日本製のお菓子や食品が
いろいろ並べられていますが
中には馴染みのないものもあります
この日は
ハルビンに移動するため
朝７時頃にやって来ました
市内で朝食を摂る時間がなかったので
駅の中のレストランで済ませることにし
決めたのは『百食粥坊』という店
明るい店内は
列車を待つ人で賑わっています
・・・特に若い女性に人気があるようです
メニューは
店名にもなっている粥を始め
麺、ご飯物、水餃子など
面白いと思ったのは
包子（饅頭）が
主食とされていることです
主食の包子と
おかずを一緒に注文するのが
地元の方々の食べ方のようです
ご飯物は『盖飯』と呼ばれるもので
おかずとご飯が
ワンプレイトになったもの
『盖』は日本の漢字では『蓋』
おかずで蓋をしたご飯
容器は違いますが丼物ですね
ファストフード店形式で
レジで注文と支払いを済ませ
品物を受け取ります
包子とおかず
そう思ったのですが
前の方を見て方針転換
大きな包子が３個で一人前
これにおかずは
私の朝食には多過ぎ
結局
『醤香肉包』をチョイス
３個で１２元（約２００円）
価格が変動していることもあります
醤油味の肉が詰まった饅頭で
日本の肉まんとほとんど変わりません
・・・八角などの香辛料は使われていません
エキナカの店なので
味は知れている
そう高をくくっていました
これが大間違い
皮はふかふか
肉はしっかりした味付け
美味しいんです
しかも肉がぎっしり詰まっているので
お腹いっぱい
余談
中国の鉄道の駅は
プラットフォームごとに改札口があり
ホームには乗客しか入れません
見送りの人は
ホームに下りることができないので
さほど混雑していません
ごちそうさまでした
百食粥坊
中華人民共和国遼寧省大連市甘井区大連北站２階
次回は、本日１５：００にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、東京都墨田区です。