スピンオフ編~中国黒龍江省ハルビン市・目的はありませんが『ダブルデッカーでプチトリップ』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットなどをご紹介します。今日は、中国黒龍江省ハルビン市の『ダブルデッカーでプチトリップ』をテーマにします。

 

 

ハルビン市は黒龍江省の省都

都市部人口は約550万人

中国最北端の大都市です。

 

東西に流れる『松花江』の南側は 

ロシア人が建設した

欧風の美しい街ですが

近年の人口増加に伴い

北側にニュータウンが広がりつつあります。

 

 

私は旅が好きですが

名所旧跡にはさほど興味がありません。

 

勿論

名所旧跡は訪れますが

それ以上に楽しいのは

街を歩き市民の日常を垣間見ることです。

 

また

ふと思いついて

意味のない行動に走ることもあります。

 

ハルビンには2回旅していますが

2017年に最初に訪れた時は

ハルビン駅は改修の真っ最中。

 

2018年に訪れた時には

立派な駅舎が完成していました。

 

 

こちらは1930年代の

ハルビン駅の写真ですが

全体的なイメージは

新駅に引き継がれています。

 

実はこの駅

日本に関係深いものがあります。

 

初代、第5代、第7代、第10代と

内閣総理大臣を歴任した伊藤博文が

1909年に暗殺されたのは

ハルビン駅頭なのです。

 

 

ハルビン駅前は

市内バスのターミナルになっています。

 

 

一部のバスは

ダブルデッカー。

 

このバスの行く先は

『学士街』

アカデミックな響きですが

大学でもあるのでしょうか。

 

旅に出ると

バスや地下鉄など

市内交通の行く先を見て

当てもなく飛び乗ってしまうことが

よくあります。

 

今回も学士街の響きと

ダブルデッカーに惹かれ

乗車してしまいました。

 

 

2階席に昇り

先頭の席に陣取ります

・・・精神的にお子様なもので。

 

 

バスはしばらくの間

松花江に沿って通る

『友誼路』を西に走ります。

 

 

15分ほど走ると

松花江公路大橋を渡り

北に進路を変えます。

 

この辺りは

ハルビンの一大イベント

『氷雪祭り』の会場になる

『氷雪大世界』などがあります。

 

 

正面には高層ビル群が

多分マンションだと思います。

 

ハルビンのベッドタウン

急ピッチで地下鉄工事が進められています。

 

 

ニュータウンの中央で

バスは右折し

進路を東に取ります。

 

更に15分ほど走ると

終点の『学士街』に到着。

 

 

四方を見回しても

開発途上の住宅地。

 

大学はおろか

高校すら見当たりません。

 

でも通りの名前は

確かに学士街です。

 

 

周囲を歩き廻りましたが

やはり学校はありませんでした。

 

こんなおかしな経験も

私の旅では重要なことなのです。

 

何馬鹿なことやってんのと

言われそうですが。

 

次回は本日15:00にオンストリート編。過去の旅などで脳裡に焼き付いている街角の光景をご紹介します。テーマは、台湾台南市です。