スピンオフ編~中国厦門(アモイ)市・世界遺産の街を一望できる『日光岩』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回はスピンオフ編。ビーフカツやその他の食べ物からは離れ、これまでの国内外の旅などで印象に残っているスポットをご紹介します。今日は、中国厦門(アモイ)市鼓浪嶼の『日光岩』です。

 

 

厦門は都市部人口167万人

福建省第2の都市です。

 

1841年

阿片戦争によりイギリス軍に占領され

翌1842年には南京条約により

外国人に開港されました。

 

鼓浪嶼は

厦門中心部の沖合約500mに浮かぶ

面積約1.8㎢の小島。

 

 

開港後に

イギリス租界や共同租界が設置され

各国の領事館や商館が立ち並び

多くの外国人が居留していました。

 

現在でも島中に

洋館や教会が存在し

2017年に

世界遺産リストに登録されました。

 

 

市中心部とを結ぶ橋がないことから

鼓浪嶼へ行く手段はフェリーのみ。

 

街の中心部にも

フェリー埠頭がありますが

日中は厦門市民専用で

観光客は利用できません。

 

観光客が利用できるのは

北に3㎞ほど行ったところにある

東渡郵輪埠頭。

 

 

東渡郵輪埠頭からは

鼓浪嶼だけでなく

台湾への船便も出ています。

 

 

鼓浪嶼に向かうフェリーからは

サンフランシスコを彷彿させる

素晴らしい景色が望めます。

 

 

乗船時間約30分

島の西側にある

内厝埠頭に到着します。

 

 

埠頭の近くには

小さなビーチがあります。

 

 

ビーチの東には

鼓浪嶼の最高峰日光岩が

・・・と言っても92.68mしかありませんが・・・

 

 

岩の頂上まで

上ることができます。

 

 

強度の高所恐怖症ですが

期待するものがあり

頂上を目指して上り始めました。

 

 

切通しに造られた

狭い階段は

観光客で一杯です。

 

 

頂上は見えてきましたが

超満員で

なかなか前に進めません。

 

 

ようやく頂上の展望スペースが

目前になりました。

 

しかし

この場所で待つこと10分。

 

 

必死の思いで辿り着いた

頂上から見る

鼓浪嶼と厦門中心部の景色。

 

この絶景を期待し

恐怖心を克服して

ひたすら上って来たのです。

 

 

世界遺産・鼓浪嶼の街並みも

手に取るように

眺めることができます。

 

後が詰まっているので

長居はできませんが

至福の瞬間です。

 

 

島の中心部に向かい下山すると

兵士がくつろぐオブジェがあります。

 

日光岩は

国姓爺鄭成功が

要塞として用いていた時期もあり

モニュメントとして

このようなオブジェがあるのです。

 

 

出口に近づくと

中国風の建物が見えます。

 

 

400年の歴史を持つ

『日光岩寺』です。

 

一般的には

この寺の下にある入口から

登り始めます。

 

前回はそのコースで上りましたので

今回は逆を突いてみました。

 

 

日光岩から10分も歩くと

島の中心部に至り

旧日本領事館、旧イギリス領事館など

素晴らしい洋館が現存しています。

 

それらについては

近日改めてリポートします。

 

次回は、明日5月21日(火)に番外編。台湾台中市のちょっと変わったレストラン『台湾香蕉新楽園』をテーマにします。